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学生によるゼミ紹介

17年度学生によるゼミ紹介:齋藤弘樹ゼミナール

人員構成

私たち齋藤弘樹ゼミ17年度学生(現在3年生)は、全員が経済学科生で、グローバルスタディーズコースの学生が9名、企業制度デザインコースの学生が11名の男女合わせて20名で構成されています。

授業内容

授業は主に班ごとで事前準備した内容を発表するプレゼン形式で行っています。昨年まではゼミ生全員で1冊の教科書を取り扱い、班ごとに担当箇所を割り振って発表し、読み進めていく形式をとっていましたが、今年はランダムに分けた4班がそれぞれ別々のテーマを自分たちで決めて、そのテーマに則した内容を各班が発表する形式をとっています。この発表を聞いて、他の班は疑問に思ったことを質問します。発表を行う班の人は他の班の人の質問に対して答えることができるように自分たちの発表内容をきちんと理解しておく必要があり、聞く側の人もただ聞いているだけではなく、注意深く発表を聞き、そこで疑問を持ち、質問をするという積極的に参加していく姿勢が重要です。
各班が違うテーマを取り扱っているので、ミクロ経済学やゲーム理論の様々な分野を知れる機会があります。その中から自分の気になった分野をテーマにして卒論へアプローチできるので、とても良い環境だと思います。
今年度のある班では信頼が経済に及ぼす影響について自分たちで調べ、発表しています。現代社会には様々なシステムが存在しています。そのシステムは私たちの信頼の上で成り立っているのです。しかし、このシステムはお互いの信頼と協力がなければ成立しません。この関係性が経済にどう影響を及ぼすのかについて発表しています。

先生の特徴

齋藤弘樹先生は、とても温和な方で、ゼミ生に柔和で丁寧に対応してくれる先生です。発表中などで分からないことやみんなに伝わりにくい部分があると、ゼミ生全員がきちんと理解できるように一つ一つ順序だてて丁寧に確認して説明してくださいます。ただ最初から全て説明をするわけではなく、ゼミ生自身が考えるように促し、自分たちで解決する機会を与えてくださいます。その上で説明をしてくださるので、学生の考える力を養いつつも、分かりやすく丁寧な説明で学生に理解させ、学生のことを真摯に考えてくださる先生です。

ゼミの雰囲気

ゼミ全体として学生主体なので、自分たちで行動をおこしていけるゼミです。ゼミの授業自体は、発表があるので全員が緊張感をもって臨んでいて少し厳格な感じです。ですが、授業以外の課外活動では飲み会も設けていて、ゼミ生同士仲の良いゼミです。

ゼミの将来・就職先

所属していた先輩の主な就職希望先を挙げると、公務員、IT関連、旅行関係、不動産、金融など多種多様ですが、今年はメーカーや商社などといった業種を希望している学生もいます。