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学生によるゼミ紹介

16年度学生によるゼミ紹介:鳥居宏史ゼミナール

人員構成

現在の鳥居ゼミ3年生は、経済学科1名、経営学科8名、国際経営学科2名の計11名で活動を行っています。

演習内容

『原価計算』(岡本清著)をテキストとして使用しています。あらかじめ指定された範囲について一人ずつ発表を行い、内容に関する意見や疑問を全員で議論します。
授業中最低1回は発言するというルールが設けられており、全く発言しなかった場合には罰金が科されます。罰金とはいえ、このルールは重いプレッシャーを与えるようなものではなく、ゼミを充実した時間にするものです。難しい意見を言えなくとも、「発言し、ゼミに積極的に参加する」姿勢があれば問題ありません。また、なかなか意見が出てこない場合は鳥居先生が助け舟を出してくださいます。管理会計や原価計算の知識に乏しい人でも、刺激を受けながら自分のペースで楽しく学ぶことができる環境です。

課外活動等

テキストを用いた座学をするだけではなく、工場など実際の企業活動の現場に足を運んでいます。今年は、キリンビール工場、森永製菓工場、JAL整備工場に行きました。生産工程途中の原料の色や臭いを比べたり、写真で見ても実際の大きさが想像できないような規模の設備を見ることができます。普段机に向かって学んでいることを実際に感じることができ、普段の学習へのモチベーション向上にも繋がっています。今後は花王工場、東京証券取引所での見学を予定しています。
また、株取引のシミュレーションゲームに取り組んでいます。実際の値をリアルタイムに用いており、企業動向や経済についての実践的な知識や見方を深めています。
夏には合宿を行っています。今年は伊東にて、2泊3日の予定です。勉強時間を11時間確保することを計画しており、充実した学習を行うことができると思われます。

先生の特徴

鳥居先生は優しく、温厚です。テキストの直接的な内容以外にもいろいろなお話をしてくださるので、知らなかった企業の名前や事業などを知ることができ、経済社会への視野が広がります。また、ゼミの研究内容以外の自主的な学習に関する質問や相談にも応じてくださいます。ゼミ生も穏やかな人が多く、ゼミはいつも楽しく和やかな雰囲気です。ゼミによる拘束時間は長くはないので、それぞれが資格取得のための勉強などにも励んでいます。