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2013年 国際研修プログラム(アメリカ) 学生による履修報告 2

 研修における目標を現地に行ってオリエンテーションを受けた時『英語に一日中触れられる環境を最大限に利用するということ』に定めた。
 オリエンテーション時にProf.Emmaが『わからないことがあったら質問すること何度も失敗すること、恥ずかしがらないこと』が大切だと話してくれたため、私は、毎日の一つ一つのレクチャーで疑問を残さないようにしようと心に決めた。

 中学2年の夏にアメリカにホームスティに行ったとき、英語でもっと話しておけばよかった、これを言えばよかった、こんな話をしたかったという後悔をした。そこで今回の研修では、言いたいこと、話してみたいこと、やってみたいことは現地で思い切やろうと決めていた。
 目標を達成するための準備はしてきた。毎週欠かさずみているNHK英会話、海外ドラマ、洋楽から使える単語や熟語、フレーズのストックを貯めていた。使えそうな英語、使ってみたい英語は、いざというときに使えるようiphoneのメモにためておいた。

 具体的な計画としては、英語を積極的に使うということに尽きる。

 英語を使えるチャンスを最大限に生かす、逃さないために、前々から貯めていた単熟語のストックを生活のあらゆる場面で使ってみた。例えば、みんなでバンに乗って近くのスーパーに向かうときも、バディが運転しているときに『天気いいよね』というフレーズを使ってみたり、『カーステレオの音楽あげようよ』と言ってみたり、ドラマやNHK英会話で得た英語をたくさん使ってみた。日々のレクチャーでは、わからない単語が出るたびに、手をあげ質問したり、意味を確認したりした。企業訪問では、1企業で1質問を自分のノルマとして課し、達成した。
 難しかったのはモチベーションをキープすることだった。やはり日本語で友達と話しているほうが楽で何度も流されそうになった。その時は、バディにぴったりと近づき、英語しか話せないようにしたり、友達同士でも英語で話をしてみたりした。ある夜、一番仲良しだった友達と将来について真剣に語った夜があった。日本語だったがモチベーションアップにつながった。目的を再認識する機会になってよかった。
 現地の大学のレクチャーで習ったビジネスマナーを、実際、企業訪問の際に実践できたところは評価したい。米企業はスモールトークという雑談を大切にするそうだ。それを実際にハーマン・ミラー社に訪問した際に実践した。Andyさんや引率してくださったVickyさんがスモールトークしているのを実際に拝見し、スキを見計らって、私も挑戦してみた。実際のビジネスマンのような経験ができて自信につながった。積極的に話した点はおおいに評価できるが、すべてを理解できたかというと決してそうではなかった。レクチャーではプロフェッサーもわかるような英語で話してくれたのでわかったが、シカゴで触れ合った、お店の人の英語は理解するが大変だった。
 行く前にもっと、リスニングや、英語の勉強をしたりしていればとたびたび思った。

 目標の中の『英語に一日中触れられる環境を最大限に利用するということ』は達成できたと思う。自分が積極的に話しかけていけば、相手も応えてくれる。同じ時間を過ごす中で、どれだけ内容を濃いものにするかは自分次第だと思った。今回、海外生活を体験する中で、留学した気持ちで一生懸命に聴講できる自分に会った。大学の寮生活に順応することができて、本格的に留学したとして、自分は留学をものにできるかもしれないと自信が持てた。

 私の目標であった『英語に一日中触れられる環境を最大限に利用するということ』というのは、日本でも続けて行こうと思えばできることだ。これからも自分の英語力をアップさせるために、日本にいながらも英語を使える環境を探したい。
 今回の研修を通して、大学在学中に長期で留学したいと改めて思った。まずは足りない英語の勉強を1年間し、準備をしっかりしたら、大学2年の後半から、アメリカに行って勉強したいと考えている。留学期間中もしっかり勉強し、英語も駆使できるようになり、将来は海外の企業への就職も選択できるようになることが将来の展望である。
 今後行うことは、まずはTOEFLのスコアの条件を超えること、大学の勉強を怠らないこと、国際交流センターに相談に行くこと、今回できたアメリカの知人友人との関係を大切にすることだ。

 また、滞在中、印象に残った出来事は、毎日の講義。アメリカのHOPEのプロフェッサーは情熱的で熱心で、個性的だった。HOPEが少人数教育リベラルアーツの大学だからかもしれないが、日本の大学で講義を受けているのとは全く違い、とても刺激的だった。1分も無駄にできない、したくないと思うような1コマだった。表現するならば、NHKのハーバード大学白熱教室のような感じ。教授が問いかけてくるし、目を合わせてくるので、必死に聴かないとついていけなかった。
 ミシガン湖で泳いだことはとても印象的だった。私は、湖で初めて泳ぎ、初めて泳いだ湖が、ミシガン湖だったなんて、信じがたい。ミシガン湖は海のように広かった。水の中で浮かびながら、空を見上げた時のあの感動は一生忘れられない。

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