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2018年度学生による中間報告 02

学生と実習先の基本情報

2年生女子

実習団体名 : 認定NPO法人 地球市民の会 ACTかながわ

【実習先を選んだ理由】
 今までも、国際協力団体でボランティア活動をしたことはあったが、他団体にも興味があったから。また、広い視野で物事を見ることができるのではないかと思ったから。

【目標】
 行動力とリーダーシップを身につけられるようにしていきたい。さらに、事務局でのボランティアや、イベントの参加者など、価値観や世代の異なる人とのコミュニケーション能力を身につけたい。

実習の感想文

【1.実習をして楽しかった点】
 事務局でのボランティアと、イベントのボランティアでの2つの面から話す。 ⅰ)事務局でのボランティア/イベントにもっていく商品の選別を主に行った。販売の経験は今までなく、どのように選んだらよいのかわからなかったが、周りの方が沢山助けてくださった。その時、"ボランティアをさせていただいている"と実感することができた。普段自分が訪れるイベントに携わっている、という感覚を得ることができ、とても楽しいと感じることができた。また、作業終了後に、事務局にいた方と話す時間があり、そこで様々な話を聞くことができたのがとても楽しかった上、もっと自分も頑張らなければならないと改めて思い直すことができた ⅱ)イベントボランティア/5/19のアースフェスタ・5/27のチャリティー蚤の市に物販担当として参加させて頂いた。2つのイベントはタイプが違い、前者は国際協力など、世界の動向に興味のある人が集まるイベントで、後者は、国際問題に興味がある、と言うよりは通りがかりの人や、ワゴンセールなどに来た人が通りかかって買い物をする、というものだった。お客さんの興味の対象が団体そのものの人もいれば、商品に対しての人もいた。自分は、商品を売り、その後それを使用しているときに、少しでも頭の中に国際協力というものがあればよいと思って販売していた。国際協力に興味を持つきっかけは様々な上、捉え方も人それぞれ違う。ただ、見聞を広げ、さまざまなものに触れることには意味があり、その人の価値観の拡充にも繋がると思う。そのきっかけ作りになれていたら喜ばしい。様々な人とコミュニケーションをとり、自分自身も様々な考え方に触れることができたことがとても楽しかった。また、商品そのものがとても可愛く、お客さんと話していても自分なりに魅力伝えて売り上げにつながった時は、とてもうれしかった。

【2.実習をしてつらかった点】
 初めに、自分は昔、国際協力の団体に関わったことがあったため、多少他の人よりもその分野においてはアドバンテージがあるのではないかと思っていた。ただ、実際には世界の現状を正しく認識できていなかった。日常的にニュースや新聞を読んでいても、メディアによる報道の有無や、誇大な報道などもあるため、正しくニュースを判断することは難しいということを痛感した。情報の正しい見極めや、自分の中での処理がうまくできていなかったことがつらかった。また、団体の知識が薄いままイベント出店し、お客さんと会話をした際、団体について深く聞かれるとうまく答えられない部分が多くあった。自分が希望して伺わせていただいた団体であったのにも関わらず、うまく情報収集できていなかったことが自分にとってつらく、また、申し訳なく思ってしまった。

【3.動機シートに対して実際にできた点、できなかった点】
 動機シートの目標に対し、実際にできた点は、行動力をもって、さまざまな方とコミュニケーションをとることができたことだ。2で前述した通り、国際協力について自分がまだまだ知らないことが沢山あったと感じたため、自分から情報収集しようと努めるようになった。今までは知らないことがあっても目を背けるだけであったが、自ら求められるようになったのは、成長ではないかと思う。また、事務局やイベント時に様々な年代の方、さまざまなタイプの方と話をすることができた。コミュニケーション能力の上昇というよりは、自分の中のキャパシティーが広がっている感覚がある。今までの狭い考え方や、世界観・価値観を超えた方々と話をすることができたのはとてもよかった。一方で、目標に書いてはいたものの、まだできていない部分がある。それは、リーダーシップをもって行動する、という点だ。他の人のレベルについていくのに必死となってしまい、リーダーシップを発揮するどころか、周りに迷惑をかけないように、ということばかりに意識が向いてしまっていた。それは、自分に対する自信のなさからくるものだと考え、自信をもって行動することも大切であると思った。

【4.残り一ヶ月間でなにに挑戦したいか】
 3で振り返ったことも踏まえ、もっと余裕のある行動をし、リーダーシップを身につけられるようになりたい。今回に限ったことではないが、ボランティアをする時は、どうしても自分から何か発言したりするのではなく、受け身になってしまいがちである。ただ、今回のボランティアではそのようなものが求められているのではなく、自分で考え、行動できる人が求められているのだと感じている。だからこそ、自分の頭で考え、行動していけるような人になれるよう、残り半分の実習期間を過ごしていきたいと思う。さらに、その中で自分が引っ張っていけるような存在になれれば良いと思う。また、自分に自信をもって行動できるよう、世界の情勢に目を向け、正しい情報収集にこれからも努めることでさらに自分自身の成長にもつながると思う。

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