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2022-11

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2023年卒 内定者メッセージ

 2022年10月の内定式を終えた23年卒の4年生の方に、就職活動に関するインタビューを行いました。コロナウィルス感染拡大により就活にも大きな影響が出ましたが、先輩たちの奮闘ぶりをご紹介します。

 今回のインタビューでは2月に面接が行われ、4月に内々定が出る採用の早期化が見受けられます。またインターンシップは実質、1次面接に繋がる重要な活動になっています。

近藤一輝さん
【就活データ】

損害保険ジャパン(株)内定       

・インターンシップ参加:30社にエントリーし、実際の参加は15社。時期は6~9月中旬。インターンシップは全てがオンラインで1day。
・OB訪問:30社 ESを提出した会社にオンラインでOB訪問し、40名の方にお会いしました。
・エントリーシート提出:30社
・面接:20社      

     

・損保ジャパンのケース:
9月インターンシップに参加、12月インターンシップ参加者限定の面談を受けました。3月に会社説明会を受け、4月 SPI・ES提出。5月に正式に1次面接を受け、3次面接通過。6月に内々定、内定承諾会。10/1に内定式。      

【就活の準備】

・自己理解の方法
過去の出来事を振り返り自分史を作成し、自己理解を深めました。バイトや高校、大学の友人に聞くなどして他人から見た自分の評価(他己分析)を確認しました。        

       

・仕事理解の方法
7月以降にインターンシップに応募し仕事理解を深め、OB訪問では先輩方の本音や実際にどのような方が働いているのか知ることが出来ました。OB訪問は殆どがオンラインで行ったため、活動しやすかったです。        

       

・大学の就職支援の利用状況
キャリアセンターでOB名簿を借りました。2年秋学期にインターンシップ講義を受講したため、早い時期に会社の見つけ方など全体像を理解できました。      

【企業への決め手は?】

 最初から損害保険会社を希望しており、社会へ経済的に貢献したいという軸で就活を行いました。損害保険会社の雰囲気や先輩の人間性など自分に合っていると感じ、給与面も他の内定先と比較しました。

【後輩たちへのアドバイス】

 早めに就活に取り組むことが大切です。早めの取り組みで4月、5月に内定をいただけたため、心の余裕をもち挑戦することができました。周りから情報を得つつ、周りの干渉を気にせず、メリハリをつけて活動すると良いと思います。       

【苦労した点】

 3月頃に自分のプレッシャーに負けそうになり、精神的な整理をするのに苦労しましたが、今までを振り返り「これだけやった」という自信につなげて切り替えました。家族にあまり相談せずにいましたが、就活の状況を家族に伝え言葉にすることで整理できました。
 やることを追い込みすぎたので時間が足りず、スケジュール調整に気を付けました。     

【どんな社会人を目指し、どのような仕事をしたいか】

 就活を通して色々な会社と社会が繋がっていることを実感しました。組織運営を行う力を養い、他社を巻き込みながら社会へ貢献したいと思っています。     

    

石井鈴笑さん
【就活データ】

三井不動産リアルティ(株)内定       

・インターンシップ参加:9社に参加。時期は7月~1月。
・企業説明会参加:25社
・OB訪問:なし
・エントリーシート提出:20社
・面接:7社       

     

・三井不動産リアルティ(株)のケース:
11月インターンシップ(対面)に参加。2月に1次、2次面接を受けました。
3月に最終面接を通過。4月内々定、内定承諾、6月内定承諾会、10/2に内定式。      

【就活の準備】

・自己理解の方法
高校生の時はコンビニ、大学生になってからは居酒屋、結婚式場など接客のアルバイトを経験しました。お客様と会話をすることが楽しく、高校生の頃から既に人と接する仕事がしたいという自己理解ができていました。そのため業界の絞り込みも早めにでき、人と関わる仕事を大前提とし就職活動を始めました。       

       

・仕事理解の方法
建設業や物流のインターンシップも参加しましたが、実際に業務体験をする中で、人と直接関わる仕事がしたいと思うようになりました。やはり説明会よりもインターンシップが一番の決め手となりました。        

       

・大学の就職支援の利用状況
インターンシップ講義を2年春学期に受講し、就活の流れを知ることができました。その後は自己理解と他己分析を中心に行いました。自己理解は『メモの魔力』という本を利用し、幼少期から現在に至るまで、その時々にどう思ったかを書き出しました。他己分析は家族や中学・高校の友人に協力してもらいました。キャリアセンターも活用し、ES添削をお願いしました。      

【企業への決め手は?】

 2日間のインターンシップと面接3回で関わった社員の方の対応や人柄が良く、自分を知ろうとしてくださることが伝わり、またインターンシップでは長所だけでなく短所も正直にフィードバックしてくださいました。人と関わるうえで「噓をつかず正直でいる」という会社のモットーに共感を持ちました。

【後輩たちへのアドバイス】

 準備を早めにすることが重要です。完璧でなくても良いので、まずはESや面接の申し込みをする、そして行動することが大切だと思います。

【苦労した点】

 コロナ禍のため大学の講義がオンラインで行われ、周りの状況を知ることができませんでした。大学に行って相談をしたり、アドバイスを貰うことができず苦労しました。

【どんな社会人を目指し、どのような仕事をしたいか】

 人と関わることが好きでこの仕事を選んだため、お客様に喜んでもらいたいです。業務職として、一緒に働く営業職の方が仕事しやすいように視野を広くして行動し、人の役に立てる社会人になりたいと思います。



堀内優里さん
【就活データ】
      

東京海上日動火災保険(株)内定       

・インターンシップ参加:3社(1day)参加。時期は12月初旬。
・企業説明会参加:40社(全てオンライン)。時期は2月。
・OB訪問:1社 (食品商社、オンライン)
・エントリーシート提出:40社。
・面接:20社。オンライン面接で最終面接のみ対面が多かったです。 

・東京海上日動のケース:
4月エントリーシート提出、オンラインでテストを受験、6月に1次~3次面接を受けました。
6月に内々定、内定承諾会、10/1に内定式。      

【就活の準備】

・自己理解の方法
自己分析を深めるために『絶対内定』という本を利用しました。また友人、家族、先輩を頼り、他己分析を行いました。

・仕事理解の方法
説明会に参加したり企業のHPを見て企業研究を行い、企業理念など印象に残ったことをペーパーに書き込み、自分なりにまとめていました。

・大学の就職支援の利用状況
キャリアセンターの相談予約を週2回、計6回ほど利用し、ES添削、面接の練習、自己分析のサポートなどを受けました。就活中は他の人と話す機会がなかったため、キャリアセンターで正直にアドバイスしてくださる方や、優しく話を聞いてくださる方がいて助かりました。      

【企業への決め手は?】

 損害保険の業界に興味をもったのは、企業や地域の挑戦の後押しになるため。説明会や座談会に参加する中で、社員の方が仕事に誇りを持っていると感じ、一緒に働きたいと思いました。地域に貢献したいという思いもありました。

【苦労した点】

 初めての経験が多く苦労しました。コロナ禍で2年生からは大学にほとんど行けず、人と会う機会が家族以外になかったため、就活中に支え合う仲間が欲しかったです。

【後輩たちへのアドバイス】

 就職活動中は不安になってしまうと思いますが、就活はご縁だと感じたため、不安になりすぎないように乗り切ってほしいと思います。自己分析は早い段階からやっておくと良いと思います。

【どんな社会人を目指し、どのような仕事をしたいか】

 挑戦する人を支えることで、人を笑顔にしたり、人の心に残れるような社会人になりたいと思います。