Field Study of International
Business Department

国際経営学科のフィールドスタディ

2013年 国際研修プログラム(イギリス) 学生による履修報告1

今回の国際研修プログラムイギリスで自分が以前から向上させたいと思っていた、コミュニケーション能力、しゃべる力、伝える力を向上させることができたと思う。この能力は、ネイティブスピーカーだけでなく、それ以外の外国人、または見知らぬ人と話す際の日本人に欠けている力だと私は感じている。その目標を達成する方法は1つしかないと私は思う。それは外国人ととにかく多く会話をし、その経験を得ることである。私がここでいうコミュニケーション能力とは、特に英語や第二外国語を話す際の能力についてである。この能力の向上、経験を得るのは簡単だ。実際に外国人と話をすればそれは経験となり、能力は向上する。だがしかし、このことに関して最も難しいことは、この能力をつきつめ、ネイティブのように話せるようになることである。ある人が1年間でも1カ月でもホームステイ、または海外の大学に留学すれば、その土地の言語はある程度離せるようになるだろう。しかし、そのある人が話す言語はネイティブのそれとは程遠いのである。私はネイティブになるべく近い英語をしゃべれるようになりたいためにこのプログラムを受講した。

さて、実際に私はイギリスのオックスフォード大学のプログラムに参加したのだが、この2週間で非常に大きな経験を得られたと実感することができた。その理由は、プレゼンが終わり、gala dinner後に現地担当教員であったAlex、Zehraとの会話で彼らは私に、「You could get more good experience than when you have been here for half a year or one year.」と言ってくださり、私はその2週間で得たものに、非常に大きな自信を持った。USBメモリを寮に忘れ、走って取りに帰り、一時はどうなる事かと思った。しかし、プレゼンそのものに関しては、自分の中で完璧の評価はつけることはできないが、周りからの評価、フィードバックでは納得の内容、結果を得ることができた。

自分が立てた目標が達成できた度合いを1~10段階で表すと、8ぐらいの評価を今回のプログラムではつけたいと思う。先ほどの経験で例に挙げた、現地担当教員がかけてくれた言葉もそうだが、個人的には明治学院の担当のRA(Radidencial Adviser)だけでなく、その他大学を担当していたRAとも積極的に会話をすることができ、2週間という短い期間の中で関係を密にすることができたのはこの評価の大きな一つの要因である。自分では正しく発音していたつもりでも伝わらないことが多く、口籠ってしまう場面が何度もあったのも事実だ。しかし、現地での買い物や課外活動の際の現地人への質問や応答などを周りがためらっている中、自ら率先してやることができたのは、非常に大きな経験へとつながった。

自分の将来ビジョンはまだ定まっていない。しかし今回の研修を通して、より一層人と関わり、さまざまな人とコミュニケーションがとれることの楽しさを実感した。ただ話すだけでなく英語を使いプレゼンをする、または自分の伝えたいこと正確に早く伝えたいと思ったことから、後期からpresentation in Englishの授業をとり、交換留学生のパートナーをやり、さらなる英語力の向上に努めたいと思う。