Social Activities
社会参加実習 2018年度学生による中間報告 3

学生と実習先の基本情報

  • 2年生女子
  • 実習団体名:NPO法人ワーカーズ・コレクティブパレット 子どもミニデイサービス まーぶる
  1. 実習先を選んだ理由

    子どもと触れ合うのが好きであり、将来自分もそうなるであろう立場の”お母さん”を支えるまーぶるに興味をもった。普段家庭教師をしているので、子どもとお母さんと関わることはあるものの、私自身一人っ子で、親戚のいとこも全員年上なため、小さな子どもと関わることはなかった。社会参加実習という授業で、小さな子どもと触れ合える良い機会になると思ったし、少しでも困っているお母さんたちの助けになりたかったので、まーぶるを選んだ。

  2. 実習先を選んだ理由

    乳幼児からボランティアをしている年配の方がいる中で、自分はどういう立ち位置にいて、何ができるのかを見つけるため、価値観や世代の異なる人とのコミュニケーション能力を高めたい。さらに、自発性や行動力も習得したい。

実習の感想文

  1. 実習をして楽しかった点

    実習をしていて楽しかったことは、ほとんどすべてである。子どもが大好きな私にとって、まーぶるでの実習では毎回子どもたちにたくさん癒しをもらっている。しいて言うなら、楽しかった点は2つある。まず一つ目は、子どもたちが駆け寄ってきてくれた瞬間である。私が実習に入ってから初めて話した子どもは、木の電車で遊んでいた2人の男の子だった。最初は2人だけで遊びに夢中になっていたものの、「その電車かっこいいね!」とか「あ、このレール使ったら、もっと大きくなるんじゃない?」など、少しずつ声をかけていると、私も仲間に入れてくれて、その2人の男の子とすぐに距離を縮めることができた。そのあとも子どもたちのうちの何人かが私のところに寄ってきてくれて、一緒に遊んだりしていると、次第にたくさんの子供たちが寄ってきてくれるようになった。警戒心が解けたのかなぁと感じたし、その後に実習に入った時も覚えていてくれたことが本当に嬉しかった。

    もう一つは、お昼ご飯の時に、私が声をかけ続けていたら、ある女の子がお弁当を全部食べてくれたことだ。その子は、おかずが嫌いなようで、今までも毎回おかずを残して白いご飯しか食べていなかった。大人の方が何を言っても聞かず、手を焼いていたのだが、私がおかずを小さくきって、口元まで運んであげると、一口だけ食べてくれた。食わず嫌いだったのか、そのまま「○○ちゃんすごいね!」、「○○ちゃん素敵!」と声をかけ続けながら口元まで運ぶ作業を続けていると、いつのまにか間食してくれていた。その時間がすごく楽しかったし、今までの実習の中で、一番うれしかった出来事である。その後、その子がお昼ご飯を食べるときに実習に入らなかったので、今もきちんとお弁当を残さず食べているかはわからないが、白いご飯だけでなく、おかずも食べていてくれたらうれしい。

  2. 実習をしてつらかった点

    実習をしていてつらかった点は、今のところまだないが、難しいなと思った点を挙げるのなら、子どもの手を洗う時の力加減や、お散歩に行くときに、子どものペースに合わせるために歩く速度を調節したり、手をつなぎやすいように腰をかがめたりすることである。私が想像していたよりも子どもたちはまだ皮膚もやわらかく、爪の中に入ってしまった泥を取ろうと私の爪でガリっとかいたら痛い、と言われてしまった。また足がまだ短いため、私たちがゆっくり歩くのよりさらにゆっくり歩かないと、子どもの歩幅と合わないのだ。そして手をつなぐときに腰をかがめないと、子どもの手が引っ張られた状態になってしまう。子どもがうまく歩けなくなってしまうと、転んでしまったり、疲れやすくなってしまう。公園に行くまでの道に、子どもたちの興味をひく植物や虫がたくさんいるため、なかなかお散歩がスムーズにはできないが、今まで当たり前にしていたことも、すべて子どもの目線に合わせることで、新しい発見につながることも多々あったのでとても有意義な時間になった。

  3. 動機シートに対して実際にできた点、できなかった点

    動機シートに対して、実際にできたのは、自分に何ができるのかを見つけられた点である。実習に入って2回目の時、お昼ごはんの時間のお手伝いをさせていただいた。大人の方は、生まれたばかりの赤ちゃんや、まだ一人だけでは食事ができない子どもたちにつきっきりだったため、2~3歳の子どもたちの食卓に行った。その子たちがしっかりご飯を食べているか、を意識して、残そうとしている子がいたら、「おいしいよ」とか「それ食べたらおおきくなれるよ」、「全部食べれたの?○○君かっこいい!」など声を掛けて、一人だけではなく、みんながしっかり食べれるように工夫をした。

    このように自分にできることは、大人の方がなかなか目を配ることのできない、まーぶるの中で大きい子どもに目を配ることだと考えた。実習に慣れること、子どもたちと触れ合うことに手いっぱいで、価値観や世代の異なる人とのコミュニケーション能力を高めることがなかなかできかったので、次回以降、より意識して頑張りたい。

  4. 残り一ヶ月間でなにに挑戦したいか

    残りの一か月で挑戦したいことは、子どもたちのお世話をするだけでなく、それにプラスして周りの大人の方の行動も観察することである。まーぶるではたくさんの大人が働いていて、一人一人がそれぞれ作業しながらも、皆さん協力してたくさんの子どもたちの面倒を見ている。まーぶるの中で、自分はどういう立ち位置にいて、何ができるのかを見つけることはおおよそできたので、価値観や世代の異なる人とのコミュニケーション能力を高めることが今後の課題だ。働いている大人の方や、子どもの送り迎えにいらっしゃるお母様、お父様ともお話しできたらいいなと考えている。さらに、今までに引き続き、自発性や行動力も習得していきたい。