Social Activities
社会参加実習 2020年度学生による中間報告 1

学生と実習先の基本情報

  • 4年生女子
  • 実習団体名:認定NPO法人地球市民の会ACTかながわ
  1. 実習先を選んだ理由

     以前アルバイト先での植林を体験したことから、バイト先での友人が増えた経験があり、ボランティア活動を通じて人との繋がりの輪をさらに広げたいと感じたため。 また、来年社会人になり忙しくなると思うので、時間がある学生のうちに一度ボランティアを経験してみたかった。私自身が中国とのハーフでもあるので、主に海外に向けて国際支援をしている【地球市民ACTかながわ】という団体に親近感と興味を持った。中国だけではなくもっと他の様々な国について詳しく知り、さらに視野を広げたいと思った。

  2. 目標

     このボランティア活動を通じて、社会人に必要な協調性と自発性を身につけたい。ボランティアは1人では活動していけないので、価値観や世代の異なる人、実習先のスタッフの方とのコミュニケーション能力を身につけ、誰もが気持ちよく活動できる環境づくりを目指す。またこの経験から、海外で貧困や教育など助けを求める人々や世界情勢にも目を向けられる広い視野を持った人になりたい。

実習の感想文

  1. 実習をして楽しかった点

     スタッフの方から、ミャンマーやザンビア、チリなど私があまりピンとこないような国の文化や国民の特徴、現地の人と仲良くなる方法など実際にその国を訪れてみないと分からないような国際ボランティアならではのお話を聞けたことである。あまり旅行先として選ばないような国で、イメージもあまり良い方では無かったが、食べ物が日本人の口に合っていて美味しかったこと、現地の人が穏やかで親切だったことなどいろいろな経験談を聞いて興味を持った。なかには、今年3月に大学院を卒業したばかりだという海外ボランティアスタッフの方もいて、自分と歳もそれほど変わらないのに積極的にボランティアをしている点に感心させられた。また、ただ一方的にスタッフの話を聞いているだけでなく、学生がそれぞれ違うテーマでミャンマーについて調べて、それについて発表することによってアウトプットにも繋がってさらに理解が深まった。 さらに、イベントで出品するフェアトレード雑貨を検品する作業があったが、どういう人が作ったのか、雑貨に刺繍されている模様がその国に住む少数民族の伝統的な模様で、細かい刺繍もひとつひとつ手作りであるといった説明を受け、よくアジアンテイストのお屋で見かけるただの雑貨だと思っていたものに、作られた背景や作り手の想いを感じて愛着が沸いた。

  2. 実習をしてつらかった点

     イベントで売る、タイの農村女性支援などを目的としたフェアトレード品雑貨の品質チェックが大変であった。品物を全部合わせると300個を超すほど数が多いのはもちろん、なかにはポーチの刺繍糸がほつれていたり、ファスナーの部分が壊れていたりなど、売り物にならない商品もまざっていて、それらをひとつひとつ丁寧にチェックして種類ごとに分ける作業はかなり時間がかかった。品質チェックが終わると、次は値札をつける作業があるのだが、これもすべての値札を一から手書きで製作して商品に取り付けなければいけなかったので、細かくて地道な作業を続けることがとてもつらかった。

  3. 動機シートに対して実際にできた点、できなかった点

     毎回の活動で、実際に海外でボランティア経験のある方を招いてお話をきく機会が沢山あったので、様々な価値観や世代の異なる人とコミュニケーションがとれた。普段だったらあまり交流がない父親世代の方と昼食ととりながら、国際ボランティアの体験談や国際情勢についてやりとりするのがとても新鮮だった。実習先のスタッフの方々もとてもフレンドリーで、和やかで気持ちよく実習にのぞめたと思う。 一方で、スタッフの方々と国際情勢についてやりとりするなかで、問いかけられた質問に対して、全く知識が無い故に答えられないことが多く、自分がいかに国外の出来事に対して無関心であったか深く思い知らされた。この点で、掲げていた“世界情勢に目を向ける”という目標が達成できなかったと実感した。

  4. 残り一ヶ月間でなにに挑戦したいか

     国際情勢への理解を深めて、地球市民ACTかながわのスタッフさんとのコミュニケーションの幅をもっと広げたい。そのためにも、日本と関係ないからといって海外の出来事に対して無関心を貫くのではなく、海外で起きたニュースも日頃こまめにチェックをして、会話の引き出しを増やすことを目標にしたい。さらに、今回の実習を経て、タイやミャンマーといった国について詳しく知ることができたが、私が知らないこともまだ沢山あると思うので、自分なりに国際ボランティアが活動している国や、その活動内容について調べてより一層理解を深めたい。  また、せっかく長い時間をかけてフェアトレード品のチェックを行ったので、それが実際に商品として人々に手に行き渡るところも見てみたい。いまは、コロナウイルスの感染拡大もあり、なかなかイベントへの出店が厳しいと思うが、オンラインショップなどネットショッピングが当たり前になってきた今の時代だからこそできる売り出し方を探っていきたい。  以上のことを意識して、残りの1ヶ月の実習に励んでいきたいと思う。