Social Activities
社会参加実習 2021年度学生による中間報告 2

学生と実習先の基本情報

  • 2年生女子
  • 実習団体名:社会福祉法人横浜YMCA福祉会ワークサポートセンターパン工房アンジュ
  1. 実習先を選んだ理由

     今までに障がい者施設や教育支援関連のボランティア活動をいくつか経験してきてきたので、やったことのない分野に挑戦してみたいと思い、パン工房での実習を選択した。また障がい者支援施設で実際に働いて生活をしている利用者の方々についても詳しく知りたいと興味を思ったからである。

  2. 目標

     多様な価値観と自発性のある行動力を身に着け、発達障害のある人とも活発にコミュニケーションを取れるようになりたい。

実習の感想文

  1. 実習をして楽しかった点

     活動が始まる前まではどんな方々がいて何をするのかなど活動に対して不安なことが多かったが、実際に参加すると、アンジュの皆さんはとてもフレンドリーで明るくて優しい方々だったので、すぐに打ち解けられ、初日からとても仲良くさせてもらうことができた。また私に挨拶を元気にとても大きな声でして下さる方がいて、すぐに受け入れてくれたのがとても嬉しかった。作業前の朝礼では、新聞の一面について話し合ったり、新聞に掲載されているクイズに関して議論したりした。タイムリーな選挙に関する話題や経済や外交の話題など、時事問題に敏感な方がいてとても詳しく教えてくださり勉強になった。午前中は出来上がったパンをうちわで冷まし、その後にパンを販売するための袋詰めを行うという基本的な作業であったが、世間話などお話をしながらできたので毎回とても楽しい作業時間であった。分からないことがあったらすぐに聞けてすぐに教えて下さる環境だったので作業にもすぐに慣れることができた。それぞれパンを冷ます作業の人、パン工房でパン作りを手伝う人、パンの包装をする人、パン屋で店番する人など個々に異なる役割があるのだが、全体を通して助け合いながら皆で協力してやる作業であったので、チームワークがしっかりしていて自分も参加しやすく、役に立てることができてよかった。特に楽しかったのはお昼休みの時間で、午前の作業の終了後はお昼を皆でコンビニに買いに行っていた。好きな食べ物やおかしの話や期間限定の商品など皆さんがコンビニについてとても詳しかったので、その食べ物の話で毎回盛り上がっていた。お昼ご飯はテーブルに集まって皆さんと一緒に楽しい話をしながら食べ、その後にUNOをして遊んだりした。一緒にUNOをしたことで距離がさらに近くなったと感じた。素直に皆さんと楽しく遊べたのがとても心地よかった。午後の作業では、女性の方々のみだったので作業をしながら、好きなアイドルの話やアニメの話やテレビ番組やYouTube等、皆さんが普段からしているお話に混ぜてもらいながらたくさんのお話ができた。また横浜が地元の方が多かったので、戸塚などの近くにある美味しいご飯屋さんやお店などを紹介して下さったたり、お出かけが好きな方が多くてそのお話も色々聞けてとても面白かった。共通の話題もあったりしたので会話が膨らみ、毎回午後の作業は時間が過ぎるのがあっという間であった。さらに帰り際に皆にお菓子を配られている方がいて、自分にもお菓子を下さるのでそれがとても嬉しかった。また前日に売れ残ったパンを毎回無料で提供して下さり、パンが売られるまでに大変な作業をしているのを知っているので、さらにありがたく感じた。加えてクリスマスに売られるシュトーレンの試作を貰ったりもでき、その日の活動のモチベーションになってとても頑張ることができた。

  2. 実習をしてつらかった点

     活動事体が辛いということはなかったが、思ったより体力のいる作業が多かった。うちわで仰ぐだけでも普段使わない動きだったので大変に感じた。利用者の皆さんも疲れがたまっているのかお休みしたり、途中で帰ったり、あまり体調が良くない方が目立っていた。立って行う作業であるが、椅子に座ったり他の簡単な作業に変更するなどして対応をしていた。午後の作業に関しても同様に大変であった。手作業でお菓子の箱を何百個も折る、組み立てる、新聞の袋を作るなどをした。クリスマスに売るお菓子の商品の箱になるものなので、間違えられないので神経を多く使った。1日のノルマの量が多くて終わらない事が何度かあったので、実習時間を延長してお手伝いしたりもした。クリスマスに向けての作業はとても忙しく感じた。また、パン屋であるので商品に髪の毛やほこりなどのゴミが入ったりしては絶対にならないので、商品に対し細心の注意を払いながら行った。消毒もこまめに行い衛生状態を保つのに気を使った。パンの形が崩れていたり歪でいたりすると商品にならないのでそこも警戒しながら行った。このような慎重な作業も多くあった。

  3. 目標に対して実際にできた点、できなかった点

     動機シートに関して実際にできた点は、自分から積極的に利用者の皆さんに話しかけて短期間で距離を縮める事ができたことである。作業内容が異なる方ともお昼休みの時間を有効に使い関われたのがよかった。発達障害といっても利用者の皆さんは軽度の方々だったので、健常者と生活しお話しするのと何一つ変わりがないように感じた。とても活発に楽しくコミュニケーションを取ることができた。できなかった点としては、多様な価値観の尊重である。人それぞれ自分にできるペースというものがあるので、自分が幾らか速く作業ができるからといって皆さんの普段のペースを乱したりしてはならないと思った。自分が主体ではなくサポートする側なので相手に合わせて行うように気を付けて行く必要がある。また、例えエプロンをつけるのに困っていたとしてもなんでも手伝うのではなく相手が自分でできそうなことは相手のためを思って手伝わないようにする必要がある。

  4. 残りの実習で何に挑戦したいか

     自分の活動日に出勤しているメンバーはほぼ決まっているが、たまに初めてお会いする方もいらっしゃるのでその方とも関われるようにしたい。そして反省点を踏まえ、これからは相手が助けを必要としたときに自分がすぐに役に立てるように周りを気にしながら作業を行えるようにしたい。利用者の皆さんとはとても仲良くさせていただいているので、残りの期間を有効に使って、さらに楽しく充実した活動にしていきたい。皆さんがどんな背景や理由があってアンジュで働いているのかなどについても関心があるので聞ける範囲でお聞きしていきたい。