Seminar Introduce
学生によるゼミ紹介

09年度学生によるゼミ紹介:小川文昭ゼミナール

演習の内容

こんにちは。小川ゼミの紹介を担当することになった小野と申します。ちょうどこのページを開いて、読んでくださっている皆さんの時間を無駄にすることがないよう、できるだけ分かり易くお伝えできればと思っています。

さて、突然ですが皆さん、「社会科学とは何か」という質問に即座に答えることができるでしょうか。実はこの質問こそが、私たち小川ゼミの研究課題なのです。具体的には『国家論大綱(滝村隆一/2003/勁草書房)』を用い、輪読をすることによって理解を深めています。私自身、未だにその答えは見つかりません。しかし「社会科学とは何か」という、一概には答えられない問題を、『国家論大綱』という分厚い本に飛び込み、試行錯誤しながらアタマを使う姿勢にこそ意味があるのかもしれません。

硬い言い方になってしまいましたが、もう暫しお付き合いください。以下では小川ゼミの本当の魅力について紹介します。それは、レポートのテーマが自由だということです。経済学部生だから経済がテーマのレポートを書くという考え方は小川ゼミにはありません。実際にニートやオタク文化をテーマにしたもの、もちろん経済に関するレポートなど、制限はありません。ということは逆に、自分自身で研究したいテーマを見出せない人には向かないゼミなのかもしれません。とにかくこんなに守備範囲の広いテーマを受け入れてくださるのが、我らが小川先生です。小川先生の特徴は、温厚で、討論中に生徒から出た不意な一言に話が脱線してしまうことです。ですが、脱線した話でビッシリになった黒板の隅に、求めていたコタエが見つかることもしばしばです。こんな先生に惹かれて集まってきたゼミ生は優しい人ばかりで、居心地はいいです。たまに飲み会が開かれますが、ゼミ合宿は実現していません。先生によれば「生徒が企画してくれるのであれば、吝かではない」とのことなので、我こそはという人は、どんどん企画を提案してください。

分からないことは正直に分からないと認め、一緒に考えてくださる小川先生のもとで研究がしたいという方は、是非、小川ゼミの扉を叩いてみてください。