四大会計事務所勤務 公認会計士
2020年3月 経済学部 経営学科卒業
四大監査法人勤務で、主にアパレルや化粧品、ホームセンター、印刷会社の監査をしています。監査を通じてその企業のことを知ることができるのも、公認会計士の仕事の面白いところだと思います。
公認会計士は、クライアント企業の決算期に合わせて業務が忙しくなります。私の場合は、主に12月~4月が繁忙期で、やることが多く残業もあります。一方で閑散期は、一日の業務量が少ないこともあり、残業がなく自分のペースで仕事をすることができます。平日でもプライベートの時間が増えるのが嬉しいです。
会計知識を生かして人の役に立ちたいというのもそうですが、初めて公認会計士の方に出会ったときに感じた憧れが大きな動機の一つです。会計士を目指すなかでお会いした会計士の方々の自信に満ち溢れた雰囲気に刺激を受け、私も会計士になって気持ちに余裕のある大人になりたいと思いました。また、公認会計士の資格を若いうちに取得して、自分の好きなことを我慢することなく、存分に楽しめる人生にしようと考えました。公認会計士は、簿記2級取得後から数えても、2、3年あれば取得できる国家資格です。若いうちの数年とその後の何十年という人生を天秤にかけ、若いうちの数年努力することを選びました。
私が1番印象に残っている講義は、会計学を英語で学ぶ講義です。勘定科目を英語で覚えられたり、実在する企業の財務諸表を簿記の知識を使って分析することで、簿記の楽しさを学ぶことができました。今関与しているアパレル会社は、外資ハイブランドなので、英語の財務諸表を読むときなどに大学で学んだことが役に立っています。
1つ目は、公認会計士を目指す方の支援をしたいです。公認会計士は3大難関国家資格と言われるだけあって、途中で挫折してしまう人も多い資格です。内容の難しさも多少あるかもしれませんが、「かなり広範囲な試験範囲をある程度の完成度まで仕上げること」や「メンタルケア」の難しさも難関資格と言われる理由の一つだと思います。難関資格だからこそ、突破するにはコツが必要になるので、自分の経験を生かして、公認会計士を目指す方の支援をしたいと思っています。
また、公認会計士の資格を生かして自由な働き方をしたいとも思っています。現在は監査法人で常勤で勤務していますが、非常勤勤務、会計事務所勤務、組織内公認会計士等、ほかにも様々なキャリアの選択肢があります。私は将来、非常勤勤務をしながら、自分の好きなことを仕事にすることにも挑戦してみたいと思っています。
私の学生生活は公認会計士試験に向けた勉強の時間がほとんどを占めていました。しかし、大学の講義で学んだことが試験勉強に役立っていましたし、朝早くから夜遅くまで空いている図書館のおかげで勉強に集中することができたので、目標に到達するための環境は整っていたと思います。皆さんがどのような目標を持っているとしても、正しい努力さえすれば達成できると私は思っています。明治学院大学の素敵な環境を存分に利用し、皆さんの将来に繋げてほしいです。また勉強だけでなく、思いっきり遊んで、何かに挑戦して、充実した大学生ライフを過ごしてください!