Social Activities
社会参加実習

「社会参加実習」の概要 : 経済学部講師 大川新人

 明治学院大学はミッション系の大学です。学生のボランティア活動に力を入れており、学生も自発的にボランティア活動に参加しています。大学内には、白金校舎と横浜校舎に、それぞれ、ボランティアセンターがあり、学生のボランティア活動をサポートしています。

  

 そのなかで、経済学部の2年生以上を対象にした社会参加実習の授業は、学生が、ボランティア活動をすることによって、単位を取得できるというユニークな授業です。金曜日の5時限、月1~2回のペースでゼミ形式の授業をしています。この秋学期は、教室での授業をしながら、ボランティア活動もしています。春学期は、13人の学生が履修しています。   

 学生は、決められたリストのなかから、自分に合った団体を選びます。リストの団体は、介護事業所、障害者の就労支援施設、子育て広場などがあります。学生は、授業以外の時間に、半期で35時間以上の実習をすると同時に、2回のレポートを提出・発表することによって、単位を取得することができます。実習の内容は、団体によってさまざまです。お年寄りのお話を聞いたり、障害者と一緒に焼き立てパンをつくったり、子育て広場でこどもと一緒に遊んだりします。

 多くの学生は、授業とサークルとアルバイトで忙しいために、限られたコミュニティのなかで暮らしています。実習活動を通して、さまざまな人と出会うことによって、人間性の幅を広げることができます。また、ボランティア活動を通して、価値観や世代の異なる人とのコミュニケーション能力、責任感、リーダーシップを養成することができます。

 履修生には好評で、みんな生き生きと実習に取り組んでいます。

PHOTOレポート : 6月16日 (金) 講義-中間報告発表の様子

  • 社会参加実習の中間発表の様子の画像
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