飯田ゼミのメンバーは、経済学科、経営学科、国際経営の総勢19名+業界人オーラが漂う飯田先生で構成されています。飯田先生は元々法学部で著作権のゼミを持っていましたが、今年度から経済学部で著作権とコンテンツビジネスを合わせたゼミを開講しています。
ゼミで研究している内容は、音楽産業や広告産業、出版産業などといったクリエイティブ産業におけるコンテンツビジネスを、飯田先生の法務経験を活かして著作権と共に学んでいます。具体的な内容として、各クリエイティブ産業に関わるビジネス体系、実際の活動、ビジネスに関わる権利問題、権利問題に関する裁判や判例等を研究しています。さらに実際にクリエイティブ系の企業へ訪問し、レコーディング・アーカイブスタジオ等を見学するなど、実務的な部分も自ら体験して学ぶことができます。
飯田先生はもともと法科大学院や法学部、レコード会社の法務部など法律分野でご活躍していた為、ゼミで学んでいるクリエイティブコンテンツ系の法律に大変詳しいです。そのため、クリエイティブビジネスにおいて必要不可欠である著作権など権利に関する問題の基礎の部分から発展的な部分まで何でも精通しています。ここまで読むと法科のお堅い先生かと思うかもしれませんが、実際のところ見た目も行動も本当に業界人という感じで、人生観や遊び、業界の裏話など何から何でも知っているような雰囲気が漂う、エネルギッシュで若々しい先生です。飯田先生は関西出身で、大学卒業後も渡米して勉強をしていたため、コミュニケーション能力の塊ともいえます。そのためゼミのメンバー全員が親しくなれるような先生だと感じています。
飯田ゼミの雰囲気は先生含め全員がとても個性的で、各々が多様なクリエイティブな活動をしているため、さながら業界にいるような感覚がします。周りにバンドマンもいれば、ダンサーもいて、DJもコンポーザーも、ブロードキャスターもラジオをやっている人も、とにかく多種多様なメンバーが集っています。クリエイティビティに溢れたメンバーが沢山在籍しているため、ゼミで楽しめることをどんどん企画できるので、大変明るく楽しい雰囲気です。さらに、ただ遊ぶだけではなく全員が勉強、研究をとことんやり込んでおり、全てにおいて色々と楽しんでいるメンバーが集っています。
そのため、ゼミのメンバーは将来的にもクリエイティブな企業に就職する事を目指している人が多いと思われます。例を挙げるとすれば、大手レコード会社(日本コロムビア、エイベックス、ワーナー等)や大手広告代理店(電通、博報堂等)などを目指しているメンバーがいます。勿論それだけに限らず出版やテレビ局など、幅広くクリエイティブ業界を狙っています。
経済学部での飯田ゼミは今年度から始まったゼミのため、先輩がいない状況です。なので、これから自分達の手で経済学部の飯田ゼミを創り上げていく楽しみが味わえると思います。