人員構成
経済学科4年生2名、経済学科3年生8名で構成されています。
何をどのように勉強しているか
高松ゼミでは財政学を学んでいます。財政学とは政府の経済活動について研究する学問です。研究対象は租税、公債、社会保障、地方財政など多岐にわたり、経済学の中でも広範囲の内容を学ぶことができます。3年生のゼミでは財政学の教科書をゼミ生全員で決め、各々、各章をまとめたレジュメを作成し発表します。また、4名ほどの班に分かれテーマを決めて共同研究をし、それについてまとめた論文は11月頃の他大学との合同ゼミで発表します(さらに懸賞論文へ投稿するかもしれません)。学外で発表・公表する機会もあるため、とても学びがいがあります。年度末までに卒業論文に向けた中間論文も書きます。4年ゼミでは中間論文の添削指導、進捗報告を経て卒業論文を完成させます。学ぶことは結構多いですが、大変勉強になり、ここで学んだことは今後、何かの役に立つはずです。
先生の特徴
高松先生はとても温厚で、分からないことも丁寧に指導してくださいます。また、ゼミの授業は時間を余すことなく熱心に教え、学生の意見もしっかりと聞いてくださいます。配布資料や授業の質も高く、多くの学生から信頼されています。
ゼミの雰囲気
ゼミの雰囲気は一言でいうと「穏やかなゼミ」です。しかし、毎回クオリティの高いレジュメを作成してくる学生が多く、まじめでやる気のある人が多いです。人数が少なめということもあり、授業外でも交流会を行ったり、班に分かれて共同研究をしたりと、学生同士で深いつながりを持つことができます。毎年、歓迎会や懇親会、ゼミ合宿を開催する予定です。
先輩の就職先
2020年度に始まった新設のゼミなので卒業生はまだいませんが、公務員を目指している人が多いです。現3年生は公務員のほかにも商社、メーカー、流通・小売、金融など様々な業界を志望しています。財政学についてしっかりと学ぶので、就活の面接においての話題としても取り上げやすいと思います。