Professors' Column
教員コラム

19.西村三保子(経営学科): 大学生活における「自由」と「責任」:ゼミ履修のすすめ

経営学科専任講師 西村 三保子

 大学生活の特徴を一言で述べると、それは「自由」です。どの講義を履修するのか、どのサークルやクラブに入るのか、大学以外の時間をどのように過ごすのか、ほとんどすべてを自分で決めることができます。高校までと比べてはるかに自由です。そして、このような自由には「責任」が伴います。大学生活を漫然と過ごしたとしても、誰からも注意されることなく、あっという間に4年間が終わってしまうかもしれません。そんなもったいないことにならないよう、ぜひ、自分にとっての幸せとは何か、ということを考えてみて下さい。じっくりと自分をみつめ、見聞を広め、違った考え方にも接し、より深く考えてみて下さい。興味をもったことについてひたすら調べ、考える、本当の意味での勉強を行なって下さい。きっと、心からの充実感を味わうことができると思います。
 大学生活の中で皆さんが自身の生きがいを見つけ、実り多い4年間を過ごせるよう、我々教員は精一杯のお手伝いをしたいと思っています。そして、学生の皆さんと我々教員が最も密に接することができる場が「ゼミナール」です。
 2年次の秋に募集されるゼミナールの選考に合格すると、3・4年次の2年間ゼミナールを履修することができます。西村ゼミでは、3年次の春学期に管理会計の基礎知識を修得し、秋学期には12月に開催される他大学(成蹊大学、日本大学、明治大学)との「インターゼミナール」(合同報告会)の準備をします。自分たちで研究テーマを決定し、資料の収集、調査、分析、考察、資料の作成、プレゼンテーション…とインゼミに向けて自主的に研究を進めます。
 4年次には、4年間の集大成である「卒業論文」を執筆します。3年次のインゼミ報告、4年次の卒論執筆ともに、何度も壁にぶつかり試行錯誤を繰り返し…相当苦しい経験をしますが、そんな時に支えになるのが何と言ってもゼミ仲間。
 写真は9月のゼミ合宿の様子です。今年度は長野県白馬村で2泊3日のゼミ合宿を行ないました。インゼミや卒論の準備・中間報告等でスケジュールはぎっしりですが、半日だけ息抜きに白馬ジャンプ台や近隣を散策しました(この後はホテルに戻り、翌日の報告のため夜中まで準備をしたそうです)。勉強と遊び、メリハリのある2泊3日を一緒に過ごす中で、ゼミ生は学年を越えぐっと親密になります。お互いの悩みを相談し合ったり、自分にない能力に刺激を受けたりしながら、少しずつ、でも確実に成長していく姿は本当に素晴らしいです。
 同じ学問領域を学ぶ他大学の学生や、ゼミの先輩・後輩との出会いを通じて、学問上の知識を増やすだけでなく、人として成長する機会をゼミナールは与えてくれると思います。