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公認会計士現役合格者からのメッセージ

井原 滉太
(公認会計士合格)
【プロフィール】

四大監査法人 内定       

経済学部 国際経営学科 4年(藤田ゼミ)      

【1.公認会計士を目指したきっかけ】

 私が公認会計士を目指したきっかけは大学生活の中で何か新たな挑戦をしたかったからです。

 私は、大学入学時のガイダンスから公認会計士という資格があるのは知っていたのですが、「自分には難しすぎるのでは」と思い、一度断念していました。こうして1年間は部活動に入部して大学生活を送っていましたが、怪我ばかりで満足に活動できず、退部しました。また2年生になるとコロナの影響で留学が中止になってしまい、残りの大学生活の中で何か新たな挑戦がしたいと思いました。そのとき、公認会計士という資格があったことを思い出し、いろいろ調べてみるとキャリアの幅も広く、自分の努力次第で合格可能な試験と知り、公認会計士を目指すことを決めました。      

【2.公認会計士試験受験・合格までの道のり】

 

【3.学業やゼミとの両立】

 自分は大学1年と2年で大学の単位を上限までとれていたこともあり、3年4年は比較的、試験勉強に注力することができました。それでも必修講義がある日に他の講義を入れ、全休の日を多く作ったり、会計に関する講義をとることで大学の講義の負担を減らすなど工夫もしました。

 ゼミも会計に関するゼミで試験勉強についての理解があったので、そこまで苦労することなく両立することができました。

【4.1日の勉強時間、苦労したこと・工夫したこと】

 約2年の勉強期間の中で、最初の半年はバイトや大学の講義もあり毎日勉強できていたわけではないのですが、1日に3~5時間くらいは勉強をしていました。年明けから本格的に勉強を始め、短答合格までの1年間は週に1日オフを決めて残りの6日は1日に8~10時間ぐらい勉強をしました。論文期に入った最後の半年は、「合格まであと少しだ」と自分自身を鼓舞して、ほぼ休むことなく朝から夜まで予備校に通い、家にいる時間以外はすべて勉強をしていました。

 勉強をする中で自分で少し考えてわからないところがあったときはすぐに予備校のチューターや講師に質問したりして疑問を解消するようにしていました。また、定期的に学習進捗を講師に相談したり、「予備校の模試で上位をとる」など試験合格以外の目標も立てながらモチベーションを維持していました。

【5.大学卒業後の展望・夢】

 公認会計士を名乗るには数年実務を積み、修了考査に合格しなければならないので、まずは監査法人で実務を積みながら、さらに勉強も頑張ろうと思います。

 また自分にはまだ明確な夢はないのですが、公認会計士はキャリアの幅が広く、様々なところで活躍できる場があると言われているので、働きながらさらに自分の武器を見つけ、多くの人に頼られるような会計士になれるよう頑張りたいと思います。

【6.これから会計士を目指す経済学部生に向けてメッセージをお願いします!】

 会計士試験は勉強範囲が広いので覚えることも多く、試験期間も数年かかり挫折することも何度もあるとは思うのですが、コツコツと努力を続ければ必ず合格を勝ち取ることができる試験だと思います。

 また1度しかない貴重な大学生活の一部を使ってしまうことになったとしてでも公認会計士という資格はその犠牲に見合うくらい価値のある魅力的な資格です!(取得して後悔している人は見たことがありません)

 ぜひこの試験に挑戦し、合格して明学出身会計士として一緒に頑張りましょう!

甲斐 勇作
(公認会計士合格)
【プロフィール】

四大監査法人 内定       

経済学部 経営学科 4年(鳥居ゼミ)      

【1.公認会計士を目指したきっかけ】

 大学の4年間で何か結果が残るものに挑戦したいと思い、公認会計士を目指しました。      

【2.公認会計士試験受験・合格までの道のり】

【3.学業やゼミとの両立】

 私は明学の資格取得支援講座を受講し、簿記2級を取得しました。そのため簿記の勉強をしながら単位を取ることができました。また、簿記や会計学など会計士試験と範囲が重なる講義を取り、会計士試験の勉強で得た知識を大学の講義に役立てることができました。ゼミについては、教授が資格取得を応援してくださり、協力してくださったため両立しやすかったです。

【4.1日の勉強時間、苦労したこと・工夫したこと】

 1日の勉強時間は、勉強開始初期はスクールの講義を含めて6時間程で、夏頃から直前期は13時間程度でした。とはいえずっと集中できていたわけではなく、とにかく朝から晩まで自習室に居るようにしていました。

 私は12月短答に落ち、5月短答で合格して論文式試験に合格しました。5月短答までは論文式試験の勉強をしていなかったので、論文式対策は3か月しかできませんでした。論文式試験は短答式試験にはない租税法と選択科目が追加されるほか、企業法などは問われる内容も変わります。また、12月短答に受かっている受験生や過年度生と戦わなければならず、かなり不利な状況でした。苦労しましたが、それでも合格できたのは最後まで諦めなかったからだと思います。会計士試験は試験当日の実力で合否を決定します。つまり、最後までやりぬくことが明暗を分けます。

 スクールでは答練というテストがあり、必ず受けるようにしていました。答練を受けた後に自分の成績と全体の成績を比べることができるので、自分の位置を把握するようにしていました。特に、問題別の正答率には注目し、正答率が高いのに間違えてしまった問題と、正答率が低い問題を区別して効率的に勉強するよう工夫していました。

 モチベーションがない時は「今日は6時間だけ勉強する」と決めて最低限勉強し、終わった時にモチベーションが上がっていればそのまま続ける、それでもモチベーションが上がらない時は切り上げることにしていました。

【5.大学卒業後の展望・夢】

 まず、四大監査法人から内定をいただいたので、そこで頑張ろうと思っています。会計士は様々なキャリアを描けるので、監査法人に勤める中で自分の将来像を具体化していきながら、専門性などのスキルを磨き、他の会計士にはない魅力を持てるようになりたいです。

【6.これから会計士を目指す経済学部生に向けてメッセージをお願いします!】

 公認会計士試験は努力の試験です。毎日やるべきことを続けた人が合格に近づくことができます。そんな中でも2022年試験の大学在学中合格率は44.1%と最も高い比率です。学生時代は勉強時間を確保しやすく合格率が高いと思われます。やるなら今です、頑張ってください。