Field Study of
Economics Department

経済学科のフィールドスタディ

2013年度 <オーストラリアFS> 学生報告1

充実した素敵な二週間

私たちは二週間オーストラリアでフィールドスタディーをしました。
クイーンズランド大学というとても開放感があって広大なキャンパスに通いました。

授業内容は経済や農業に関する英語の授業、持続的なオーストラリア農業の授業などでした。とても魅力的だと感じたのが、英語も経済も農業も学べるといった点です。経済学や農業学など専門的で難しい単語が出てくる教科では、通訳さんがいたので集中して授業に臨むことができました。クイーンズランド大学の学生たちと話したり、ご飯を食べたりできる機会もあり、生きた英語に触れることも出来たし、オーストラリアの文化も知ることができました。大学で学ぶ座学以外に、たくさんのところへ視察も行きました。ワイナリーやオーガニックファーム、自然公園、珊瑚礁観察、アボリジニの生活文化体験、精肉加工工場などです。

その中でも私はワイナリーが印象に残っています。日本では多くの人がコルクで閉められたワインの方が高いワインだと思っているが、そうでもないこと。オーストラリアワインは概念にとらわれずに美味しいワインを作ろうとしていること。それらの工夫により日本やその他各国への輸出を広げようとしていること。知らないことも多くあったし、私たちの生活の中でも繋がるようなことを学ぶことができたのでよかったです。残念だったのは精肉加工工場で加工の様子を見れなかったことです。時間とお金が少しかかるのと、見て気分が悪くなってしまうという生徒もいたために今回は取りやめたということでしたが、せっかくだったので見てみたかったです。日本で学んだオーストラリアのことや、クイーンズランド大学の座学で学んだことが目で見て確認できたり、その分野その分野の方々に直接質問できたのはとてもいい機会でした。

宿泊先はホームステイでした。二人ひと組で泊まりました。大学では経済や農業を学び、ホームステイでは生きた英語とオーストラリアの文化を学ぶことができました。最初は全くのように聞き取れなくてとても残念な気持ちでしたが、毎日コミュニケーションを取ろうと必死になって頑張っているうちに徐々にホストファミリーたちとの会話がわかるようになり、とても楽しいひと時を過ごすことができました。オーストラリアは今も干ばつ状態が続いていますが、水不足を防ぐために国民全体で協力し合っていると宿泊していて思いました。私の家もそうでしたが、だいたいみんなシャワーの時間等が決められていて、国民の意識の高さを感じました。

大学が終わって最終日にはゴールドコーストへ行き、フィールドスタディーのメンバーと大村先生、現地でお世話になったマーティーとみんなでバーベキューをしました。海もとても綺麗で、運が良く、虹も見れました。

旅行などでは行くことのできないところや体験できない多くのことを体験でき、とても充実した二週間だったと思います。たくさんの素敵な仲間と過ごせた素敵な時間でした。