観光では学ぶことができない貴重な体験
今回のFSAは、東洋大学の生徒と一緒にプログラムに参加しました。プログラム中の一限の授業は英語の授業でした。英語の授業では、プログラムの最終日に行うプレゼンに向けて、プレゼンの方法などを勉強していました。毎回、授業の最初に自分についてみんなの前で発表するので、英語力の自身が付きました。
また、英語以外の授業では、ハワイの環境。観光、経済について毎回違う専門の先生をお呼びして講義をして下さりました。特に印象に残った授業はマーカス先生のワイキキビーチについての講義でした。日本人が観光にお金をあまりかけないこと、ワイキキが人工的につくられたことを初めて知り、とても興味深い授業でした。
FSAではハワイの歴史や環境について学ぶことができる場所に視察をしました。特に興味をもったのは、ハナウマ湾訪問でした。このプログラム参加前の事前授業で、私はハナウマ湾の水質について調査していました。そのため、数字で見る水質よりも実際に見る透明度よりハナウマ湾の環境保全への対策がしっかりしていることがわかりました。昔両親がハナウマ湾を訪れた際、予約なしでシュノーケリングができたと聞いていました。しかし、今は有料化され、予約もすぐに埋まってしまうほど制限されています。その分、当時よりも水質は改善されたため、今度は両親を連れてハナウマ湾のシュノーケリングツアーをしたいと思いました。
最終日のプレゼンでは、初めての英語でプレゼンだったにも関わらず、準備期間が少なかったので、プログラムの後半はとてもあわただしかった印象があります。それでも、私は事前授業で調査したハナウマ湾を題材にし、日本に対策案を提案する形でプレゼンをしました。慣れない言語での発表でうまく伝わるか不安でしたが、このプログラム中見守ってくださった先生方に感想をいただき、このプログラムに参加して良かったと思うことができました。
大学在学中にハワイに訪問できたこと自体とても貴重な体験であり、その二週間の中でハワイ大学の講義を受講できたことが自分にとってとても価値のある経験になりました。ハワイ大学の方々は私たちの学びのために様々なおもてなしをして下さり、感謝でいっぱいです。日本から引率してくださった先生もありがとうございました。最初はハワイの環境についてほとんど知識がない状態でしたが、現地を訪ねて、より世界でも有数の観光地の経済について興味をもったため、学んだ知識を日本の講義でも生かしたいです。