今回の海外フィールドスタディは、男子学生3名、女子学生9名の12名で2週間を過ごしました。今回は代表して海外フィールドスタディを通しての総括をします。大きく分けて2点述べたい事があるので紹介します。
企業訪問
いくつかの現地の企業を訪問する機会を設けてもらいました。忙しい中、時間を割いていただき自社の説明や私たちの質問を真摯に受け答えしてくれました。ほとんどの企業で重役の方々からお話をうかがうことができ、とても貴重な時間を過ごせました。
様々な業種を訪問した中で、私が最も印象深く残っているのは日本でも馴染みのあるクロネコヤマト、台湾では統一速達と呼ばれる企業でした。台湾での宅配業界でトップであるにもかかわらず、アットホームな雰囲気で説明を受けることができ、私はとても好印象を持てました。その中で、日本から派遣された方の「言葉はわからない、しかし、目的が同じであれば通じ合うことができる」という一言が印象的で感銘を受けました。海外で仕事する上で、言葉がわかるというのは必須の条件だと考えていたからです。国籍が違えども、目的が同じであることが大切だと学びました。
現地での交流
私たちは現地で多くの人と交流しました。現地の学生との会話はほとんどが英語でなれない環境で最初は戸惑いましたが、身振り手振りや筆談などを使うことで自分が想像していたより伝わり驚きました。また、現地の学生の案内で行動するときは、会話が英語でうまく伝わらないことも多々ありましたが、なれない英語を話す私たちに対して真摯に受け答えしてくれて現地の学生の親切さや人の温かさにふれあうことができました。
私自身、台湾訪問は初めてで、英語、中国語、日本が飛び交う国で多くを学べ、2週間という短い期間ではありましたが、いい経験になりました。また、これからの自分自身の課題も見つかりました。今回の海外フィールドスタディをきっかけに更なる飛躍をしていきたいです。