Field Study of International
Business Department
国際経営学科のフィールドスタディ

2019年度　海外フィールドスタディ(台湾)　実施報告

2019年度 教員による海外フィールドスタディ（台湾）報告 : 西原 博之

2019年度の海外フィールドスタディには、国際経営学科生が3名、経済学科生が３の合計６人が参加した。

今回のフライトは羽田から台北松山に向った。午後の出発だったが夕方には台北に到着、MRTを乗り継いで宿泊先に到着、チェックアウトの後、皆で軽く夜食をとった。師範大学国語教学センターでは短期の中国語講座に参加した。午後は日本台湾交流協会を訪問、そこでは日本社会の課題を明らかにし、日台間の交流が問題解決に貢献していることを確認した。３日目は台湾モスバーガーを訪問、台湾やシンガポールなど、海外派遣者としての語学や異文化での苦労の話などの話をうかがった。4日目はTaipei Exchangeを訪れ、証券売買だけでなく国際交流、企業育成にも力を入れているとのことであった。5日目は、台湾味の素を訪問、沖縄との関係や、台湾人の従業員の気質についてうかがった。週末は、午前に建国花市場を散策、午後は微風スーパーマーケットを訪問し、日本各地の物産展やイベント活動などについて話を聞いた。　

8日目は台湾車輛公司を訪問、欧州型路面電車（LRT）の生産ラインを見学した。午後は、桃園にある元智大学を訪問、学生らと交流、新入生ガイダンスにも顔を出した。9日目は、協定校の東呉大学を訪問、商学部の大学院生らと交流、午後は別のキャンパスに移動し、日本語学科学生らと交流し、夕方からは近くの士林夜市を案内してもらった。

10日目は台湾新幹線で台南に移動、協定校である長栄大学を訪れ、南国風の広大なキャンパスや施設などを見学したり、台南の民族細工を作製しながら交流した。

翌日はキッコーマンの生産拠点を訪問、醤油の生産ラインを見学し、担当者から日台間の味の違いなどの話をうかがった。午後に烏脚病医療紀念館を訪れ、王金河医師の遺族の方から当時のこと治療や家族で患者の生活を支援してきた話をうかがった。後に八田与一記念館や烏山頭ダムを見学、夕食で台南名物を食した後に日本統治時代に設立した林百貨などの建物などを訪れ、台南の市街地を散策した。12日目は、台湾南部のビーチやの最南端の公園を訪れたが、あいにく台風が通過したばかり天気で海岸に打ち上げる波は高かったが、それでも南国ビーチの雰囲気は感じ取れた。最終日は台南の奇美観光工場を見学、その後には新幹線で台北に向い、夜遅い航空便で帰国した。

なお、今回の台湾プログラムでお世話になった方々には、この場でお礼を申し上げます。