Seminar Introduce
学生によるゼミ紹介

14年度学生によるゼミ紹介:鳥居宏史ゼミナール

演習の内容

私たちが所属する鳥居ゼミ3年生は、経営学科8名、国際経営学科3名の合計11名で構成されています。研究分野は管理会計、原価計算を主とした会計について学んでいます。「会計」と聞くと、数字や計算に苦手意識を感じる方も多いかもしれませんが、実際に電卓を打ってひたすら計算…というようなことはほぼなく、具体的な企業動向や経済ニュースなどを会計の視点から考察するディスカッションがゼミの中心となるため、会計や簿記が苦手な方でも心配はいりません。

具体的にゼミの内容についてご紹介します。前述の通り、ゼミの活動の中心はディスカッションです。ゼミ生各々にテキストの担当箇所を振り分け、パワーポイントを用いて担当箇所を要約した発表を1人ずつ行い、その後、その内容について全員でディスカッションを行う流れです。例えば最近では、「某企業は赤字傾向にあるが今後どのように動けば黒字へ立て直せるのか」など具体的な立て直し案について議論しました。

教室で行われるゼミだけでなく、実際にどのようにモノ作りが行われているのか自分の目で見るために今年はビール工場の見学に行きました。さらに東京証券取引所の見学も予定しています。夏休みには二泊三日のゼミ合宿も学生主体で企画しています。また、世の中の経済の動きに敏感になるために、現実社会でリアルタイムに動いている値と同じ株取引のシミュレーションゲームにも取り組んでいます。このように課外活動も多いため、ゼミ生間も仲が良く、また鳥居先生も温厚で豊富な知識を易しくわかりやすく教えてくださる先生なので、本ゼミはいつも楽しく和気藹々とした雰囲気です。

ゼミ卒業生は主に金融や経理、特に銀行への就職が多い傾向にあります。ゼミ以外で拘束される時間は少ないので、それぞれ資格の勉強やサークルに励んでおり、公認会計士や税理士の資格を取得した方もいます。

鳥居ゼミは、ゼミの活動を通じて、世の中の流れを正しく見るための視野を広げることが出来ます。教科書に載っている数式や計算だけではなく、生きた会計学について学びます。本ゼミは積極的に発言する姿勢をモットーとしており、会計が苦手でも、積極性さえあれば問題ありません。意欲ある方の応募をお待ちしています。