Seminar Introduce
学生によるゼミ紹介

18年度学生によるゼミ紹介:中村友哉ゼミナール

人員構成

中村ゼミは現在、3年生11名、4年生12名で活動をしていて、企業・制度デザインコース、グローバル・スタディーズコース、ポリシー・アナリシスコース全ての学生が在籍しています。
経済学科の学生が所属しています。

授業内容

今年度は、「行動意思決定論〜バイアスの罠」(M.H.ベイザーマン/D.A.ムーア著)という本で行動経済学の基礎固めを行うことから始めています。
4人一組のグループに分かれ、毎週1グループがテキストの章をまとめたスライドを作成し、授業で発表する形式で進めています。
発表の際には、中村先生を含めた全員で質問をして各自の意見を出し合い、お互いの力を高め合っています。
学生が主体的、積極的に準備、参加、研究していくことで、学生一人ひとりの理解を深めていくことのできる授業です。
また、頭の体操として授業の最初に就職活動に使用するSPIの課題に取り組んでいます。
さらに、中村ゼミでは「ビブリオバトル」を行います。
ビブリオバトルとは、各自がお気に入りの本を一冊選んで、制限時間内に作品のプレゼンテーションを行う書評合戦です。
自分が選んだ作品の概要、感想、見所や魅力を熱く語り、質疑応答やディスカッションをします。
全員のプレゼンが終わったら、誰の発表した作品が一番面白そうで読んでみたいと感じたかを多数決で決めます。
ビブリオバトルを通して新しく素晴らしい作品と出会うこともあります。
このような活動によって経済学の知識を深めるだけでなく、自分の持っている情報をわかりやすく魅力的に伝える能力やディスカッションをする力を養っています。

先生の特徴

中村先生は温厚で優しい先生です。
授業では、度々具体的な例を挙げて解説をしてくださるので、抽象的な内容を具体的なイメージで理解できるように促してくれます。
ゼミ内の決め事を生徒に委ねることが多く、生徒の意見や主体性、協調性を重んじられます。
色んな知識に長けているので、よく経済学に関連した面白いお話しを聞かせてくれて、話をするのがとっても楽しいです。
生徒の疑問や相談にもしっかり答えてくれるので、非常に接しやすく頼りになる先生です。

ゼミの雰囲気

ゼミ生同士仲がよく、和気藹々としています!
遊ぶときはしっかりと遊び、勉強や発表は一生懸命やるのでメリハリがあります。
学生の間でゼミの事を決めることも多く、みんなで協力しあいながらやっています。
時に先生も交えてコンパも行っており、夏にはゼミ合宿を行う予定です。