Seminar Introduce
学生によるゼミ紹介

18年度学生によるゼミ紹介:大村真樹子ゼミナール

人員構成

  • 4年生:13人
  • 3年生:13人

授業内容

大村ゼミは、開発経済学を学んでいます。開発経済学とは、発展途上国の経済の現状,今後の開発のあり方を個人合理性や制度制約の観点から考え理解することを目標にした経済学の1分野であり、多岐にわたる経済学専門分野を応用します。
私たちは、Debraj Ray著の英語で書かれた、Development Economicsというテキストを使用しています。授業では、ゼミ生3、4人のグループを作り、各グループが担当箇所を協力して精読し内容をまとめ、それをパワーポイントを用いてプレゼン形式で発表します。もちろん、発表者以外のメンバーも事前に授業で取り扱う範囲を読み、分からないところや疑問に思ったところを明確にして、授業に臨みます。担当者のプレゼン中は、不明点、疑問点を尋ねたり、発表内容に関して議論をしたりします。その際、私たち大村ゼミでは積極的に発言することが求められます。3年生の間は上記のように授業を進めていきますが、4年生に入ると就職活動の後、卒業論文に取り組むようになります。
テキストが英語で書かれていることもあり、内容を理解することは決して容易ではありません。そのため、授業時間外に質問しに行ったり、ゼミ生同士で集まったりして、内容の理解に努めています。
テキストの内容理解、プレゼンの準備、発表とやることが多く簡単なゼミではありませんが、それらをやり遂げた後に得るものはしっかりと身になり、やりがいを感じられるゼミだと思います。

先生の特徴

大村先生は、普段おっとりとした優しい先生です。ですが、授業になると目がキリッとなり、間違えているところをしっかりと正してくれます。そして、学生の質問に対してわかりやすい例えを使い説明をしてくれるので、とても理解しやすいです。
また、先生は生徒の自主性を重んじてくださる方で、ゼミ合宿や親睦会はゼミ生が主体となりスケジュールや実施場所などを決めることができます。

ゼミの雰囲気

ゼミ生は、個性豊かで仲がとても良いです。ゼミが始まる前は、皆で昼ごはんを食べながら楽しく過ごしています。その一方で、授業中は一人一人が問題意識を持ちながら積極的に質問をしたりして授業が進んでいきます。

将来の夢や先輩の就職先、強い業界、OB会など

就職先として、歴代の先輩方は金融業界、保険業界が比較的に多いです。しかし近年では、様々な職種や業種に入社される方も多いので、どこか一つ特別強い業界はなく、オ-ルラウンドに活躍されている先輩たちもいます。また、3年生はまだ本格的に就職活動は始まっていませんが、インターンシップや資格勉強等就職活動へ向けて各自努力をしています。