Seminar Introduce
学生によるゼミ紹介

22年度学生によるゼミ紹介:尾畑裕ゼミナール

人員構成

尾畑ゼミは2022年から始まったゼミです。経済学科の3年生1名で活動しています。経済学科、経営学科とも参加できます。

何をどのように勉強しているか

尾畑ゼミでは原価計算と管理会計をテーマとして進めます。3年次の春学期にPythonを基礎から学び、東京大学数理・情報教育研究センターが無償で配付しているテキスト「Pythonプログラミング入門」を使います。先生のデモンストレーションと説明に続いて、ゼミ生自身が実際の操作を行い、Pythonの基礎操作を少しずつ身につけていきます。原価計算システム構築用のライブラリーを使って、原価計算システムを構築する演習を通して、原価計算システムについて学びます。3年次の秋学期には管理会計研究のジャーナル論文を読み、その論文を参考に、Pythonを使ってシミュレーション実験を経験する計画です。また、4年次にはゼミで習得した知識を通じて卒業論文の作成を行います。
 授業中、先生は実際の学習能力に基づいて授業を進めるので、難しすぎることもなく、退屈に感じることもありません。先生の辛抱強い説明があるので、プログラミングに触れたことがない人でも学ぶことができます。私のように初心者でも、少しずつプログラミングを身につけることができます。学科やプログラミング経験の有無に問わず、このセミナーの研究内容に興味のある学生の参加を楽しみにしています。

教員紹介

尾畑先生はとても温厚で優しい先生です。ゼミ生と話すとき常に笑顔でいらっしゃるため、非常に親しみを持てる先生です。どんな質問にも先生はゼミ生に理解するまで丁寧に辛抱強く説明します。先生は、学生の主体性を大切にしてくれます。

ゼミの雰囲気

今年度の演習は一対一の授業です。コロナと私の個人的な理由で、春学期は遠隔履修の申請を許可されてオンラインで行われています。ZOOMによるリアルタイム配信での授業ですが、ゼミ生自身が画面を共有してプログラミングを行い、その場で先生に指導していただけますので、モチベーションも上がります。自由に自分の考えや意見を発言できる雰囲気です。秋学期からは対面授業になります。

ゼミ生の就職先

このゼミでは、まだ1年目のゼミのため4年生・卒業生がおらず、就職したひとも、就職が決まったひともいません。このゼミで学んだ原価計算や管理会計の知識を実際に活用できる職業に就くことも、管理会計と直接関係のない職業に就くこともできると思います。ゼミで管理会計の知識を学んで、データ分析の能力を身につけているため、選択できる就職分野も広いと思います。プログラミングや管理会計の知識はビジネスを行う上で重要な能力であると考えられるので、様々な業界で活躍できると考えています。