人数構成
3年生:13名 (経営学科:13名)
4年生:12名(経営学科:11名 国際経営学科:1名)
学習内容
大竹ゼミでは、主にマーケティング、消費者行動、ブランド・マネジメントをテーマに、個人研究とグループ研究を並行して進めています。毎週のゼミでは、各自の研究進捗を共有し、それについて意見や改善点を自由に話し合います。研究内容が異なるため、異なる視点からの意見が活発に飛び交い、研究の刺激となります。学生間の議論の後には先生からフィードバックを受け、次の活動に繋げます。自由なスタイルの話し合いで、マーケティングの論理的思考だけでなく、主体性も磨かれます。
個人研究では、各自の関心に基づいて自由にテーマを設定し、関連する研究論文や学会誌を読み、学生間で共有します。また、OB・OGや実務家への取材などのフィールドワークを通じて、研究を深めます。こうして研究テーマに対する「自分なりの答え」を導き出します。1年間のゼミであるため、卒論の提出は強制されず、論文として形に残すか、研究に集中するかを選べる自由なスタイルも特徴です。また、実務家の話を聞いたり、自分の希望する業界について研究したりすることで、就職活動との相乗効果も期待できます。
グループ研究では、興味・関心が近い学生でグループを組み、研究を進めます。研究テーマや方法は自由度が高く、今年度は三つのグループに分かれて活動しています。ロングセラー商品のブランドブック作成、スタートアップ企業のSNS運用・WEB広告作成、秀逸なブランドのブランディング研究といったプロジェクトを行っています。これらの活動を通じて、学生が主体的に企業との関わりを持ちながら、マーケティングを現場から学び、座学だけでは得られない貴重な経験を積むことができます。
先生の特徴
生徒の主体性を大事にしながらも、同じ目線で共に考え、話し合い、寄り添ってくれる存在です。広い視野からの的確なアドバイスを通じて、学生たちは自分たちだけでは思いつかない手段や視点を見つけ出せます。行き詰まった時には様々なアドバイスでサポートし、自分たちの目指す方向に進む手助けをしてくれる先生の存在は心強いです。
ゼミの雰囲気
ゼミ生全員が、将来の夢や研究に全力で取り組んでいます。個人研究の内容が異なるため、様々な観点から意見をもらい、発言することで相互理解を深めています。皆が真剣に取り組むため、教養を深めるだけでなく、人間的にも成長し合える環境です。個人研究とグループ研究を兼ねているため、学生同士の交流は密で、グループ同士では活発に意見交換が行われ、親しい関係が築かれます。コロナ禍が落ち着いたこともあり、ゼミでの飲み会やイベントも開催し、交流をさらに深めています。また、OB・OGとの繋がりも深く、先輩方からのアドバイスも得られるため、自分の糧となります。
ゼミ生の将来の夢、就職先
学生ひとりひとりが自分に興味のある分野の研究を行うことができるため、研究のテーマは学生によりさまざまです。そのため、金融、商社、旅行、アパレル、通信、不動産、広告、ブライダル、コンサルティング、ITなど、自分の望むキャリアを描くことができます。