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学生によるゼミ紹介

24年度学生によるゼミ紹介:齋藤弘樹ゼミナール

人員構成

齋藤弘樹ゼミ24年度生(現在3年生)は、経済学科14名(ポリシーアナリシスコース3名、企業制度デザインコース8名、グローバル・スタディーズコース3名)と経営学科1名の計15名で構成されています。

何をどのように勉強しているのか

授業は主にグループごとで決めたテーマの内容を発表するプレゼン形式で行っています。
現在は5人のグループ3つに分かれて週ごとに1グループずつ発表し、年間を通じて8回発表の機会があります。テーマはゲーム理論や行動経済学、マーケットデザインなどから選択できます。私たちの代は行動経済学、マッチング理論、オークションを勉強しています。春学期はテーマに関する教科書などの基本的な文献を選んで勉強し、学習の成果を報告します。秋学期はそれに加えてテーマに関連する論文など何らかの研究も学習、4年生の卒論執筆に備えていきます。

ゼミでは、しっかりとした発表準備と聞き手の積極的な参加が必要となります。文献の内容から理解を促す具体例や練習問題を作ったり、質問を受ける時間を取ったりすることで発表しているグループ以外のゼミ生も理解し、知識をつけることができます。特に質問に関してはゼミ生や先生関係なくかなり鋭い質問が飛んでくることが多いです。入念な準備はもちろん、その場で応用させることができるくらいにしっかりと知識を扱えるようになることが重要であり、それが卒論につながっていきます。また、発表を聞いているゼミ生も発表に疑問に思ったことやわからなかったことはその場で手を上げて質問したり、メモをとったり練習問題や作業にきちんと取り組むことが求められます。
 
 このように発表者と聞き手が双方向で授業を作り上げていくことで自分たちのグループが扱うテーマ以外の知識や同じテーマの中でも扱っていない分野についてより深く学んでいくことができます。また、全員の前で発表することや受けた質問に答えていくことによって後で社会に出た際に必要になるプレゼン力や思考力を得ることができます。

ゼミの雰囲気

ゼミは学生主体となっており、各グループごとに各々の研究テーマについて発表を行っています。少し緊張感はありますが、自身の理解を深めることができると思います。ゼミでは、主に夏の時期に合宿。飲み会などでゼミ生同士の仲を深めています。各グループごとで役割分担してゼミを運営しているため、基本的に自由度が高く、楽しめると思います。

先生の特徴

齋藤先生は、ゼミ生に対してとても親切な先生です。発表中の難しい内容、聞き手側が理解しにくいことを、ゼミ生全員が理解できるように丁寧に説明してくれます。発表後には、次回に向けての改善点などを教えてくれます。また、交流会などの時には、気さくに話してくださり、メリハリのある先生です。

ゼミ生の将来・就職先

ゼミの卒業生の主な就職先は、金融やIT関連、旅行関係などの一般企業や公務員など様々で多岐にわたっています。今年度のゼミ生は、メーカーや商社、小売などを志望している学生もいます。