Faculty of Economics
データサイエンス入門講座(夏季集中講座:経営学特講)が開講されました

2024年8月30日

昨年度より新設されたデータサイエンス入門講座を今年度は新たにデータ分析に長けた学生を集めたアドバンストクラスとベーシッククラスの2レベル3クラス編成で2024年8月2日より5日間のスケジュールで開講しました。
経済学部3学科より、学年もPCスキルレベルも異なる様々な学生が「データサイエンスに興味がある」という共通点で集まり、100名を超える学生が受講しました。

受講後のアンケートでは、この講座を通じて「データ分析の新たなスキルを取得できた」「データ分析についての興味が高まった」「グループワークが楽しかった」と答えた学生が全体の90%を超え、データサイエンスに対する学習を深めることができました。
また、実際のデータを用いたデータ分析・グループワークに多くの時間を割き、現実の問題に取り組む中で学生同士協力し合い、チームワークを深めました。グループワークの中での意見交換や共同作業は、学生一人一人が主体的に学んだことを実践することで学生たちのコミュニケーション能力の向上にもつながり、学びの幅を広げることができました。

動画配信による事前学習:
「データサイエンスとは何か?」から始まり、「Excelによりデータの基礎俯瞰」「グラフ化、ピボットテーブルによる探索」「データサイエンス的手法の理解とRを用いた実装」を学習しました。

Day1:データサイエンススクール「Data Science Academy」講師による質疑応答
事前課題で消化しきれなかったことを講師に直接質問することで理解を深めました。

Day2: 講義およびカフェのデータ分析(個人ワーク)
ビジネスにおけるデータ分析結果のまとめ方・プレゼン方法を学習した後に、これまで学んだExcelによる回帰分析・重回帰分析や、Rによるクラスター分析手法を活かし、カフェの属性と売上データを用いた分析を行いました。

Day3:個人レポート作成およびグループワーク
前日に分析したカフェ店舗データにもとづく「新店舗の提案」レポートを作成しました。
その後、少人数のグループに分かれ、与えられたバス用品やスキンケア用品をあつかう企業の顧客データを分析し、「企業で上司向けのレポートを作成する」という設定で発表に向けて準備を行いました。

Day4:グループワーク続き
翌日の発表に向けて意見交換・共同作業を行いチームワークを深めました。

Day5:グループワークの発表会
各グループで発表時間を守り、プレゼンを行い、質問に回答したり、講師より講評をいただきました。

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