qualification資格取得支援https://econ.meijigakuin.ac.jp/feature/career/qualification/
okazaki

Support for Qualification Acquisition
資格取得試験合格者からのメッセージ 岡﨑 勇介

岡﨑 勇介
(税理士)
【プロフィール】

四大税理士法人勤務 税理士       

2016年3月 経済学部 経営学科卒業      

【Q1. 現在のお仕事について教えてください。】

 不動産投資法人や外国銀行、生命保険会社等、一般事業会社とは少し異なる特殊なクライアントに対し、法人税や消費税をはじめとした税務申告サービスを主に提供しています。また、そうしたクライアントから寄せられる税務照会の対応や、企業買収(M&A)や合併時における税務デューデリジェンス業務などにも従事しています。      

     

 上述のとおり外資系のクライアントも多いため、一般的な税理士事務所ではなかなか経験できない、海外在住のクライアント担当者との英語でのやり取りや、国際税務に属する高度な税務サービスを提供する業務も多いのが特徴です。      

【Q2. 岡﨑さんの1日の流れを教えてください。】

 弊社ではフルフレックス制度が導入されているため、働き方はかなり柔軟です。上の例はあくまで一例であり、日によって大きく変わることもよくあります。

【Q3. 現在の仕事を選んだきっかけを教えてください。】

 もともとは公認会計士になることを考えていましたが、大学二年生の時に西山先生の国際税務の講義を受講し、世界のビジネスの現場での「税」という存在の大きさを初めて知りました。そして、自分もプレイヤーとして「税」の世界で活躍してみたいという憧れから、会計士ではなく税理士となることを志望しました。

 また、これからどんどん流動性と不確実性が高まる労働市場の中で、ただのサラリーマンとして会社の看板だけで戦うのではなく、どんな状況でも生き抜ける自分自身の力が必要だと考えたことも、税理士という資格を目指した大きな理由の一つです。

経営学科 西山由美 教授

【Q4. 明治学院大学で学んだことを教えてください。】

 ゼミで財務会計論の研究をしたり、国際税務や租税法などについて主に勉強していました。

 しかしながら、オーストリア文学やスペイン語等、今の仕事には直接繋がらない分野についても大学で学んだことで、考え方の視野が広くなり、それが間接的に今の仕事や生き方に活かされていると実感しています。

【Q5. 岡﨑さんの今後の夢があれば教えてください。】

 まずは一人前の税理士になることは勿論ですが、ゆくゆくは税務だけでなく、企業財務や経営戦略等についても十分に学び、企業の成長を全体的に支え伸ばしていけるようなプロフェッショナルになりたいと思っています。

【Q.6 経済学部生に向けてメッセージをお願いします。】

 自身が何になりたいのかもよく分からない中、社会人になる未来が確実に近づいていることに焦っている、そんな学生の方も多いのではないかと思います。私自身もかつてはそんな大学生の一人でした。

 しかし、今皆さんが所属している大学には、色んな道への理解と手助けに溢れています。皆さんも忙しない日々を送っていると思いますが、自分のなりたい未来について今一度立ち止まってよく考え、そして大学に目を向ければきっとその道への糸口は見つかると思います。

 皆さんが、私のように良い大学生活を過ごせたと数年後に振り返ることができるような、かけがえのない学生生活を過ごせることを願っています。