Field Study of
Economics Department

経済学科のフィールドスタディ

2017年度 <ハワイFS> 学生報告4

フィールドスタディハワイで学んだこと

今回のフィールドスタディーのハワイ研修では、ハワイのさまざまな場所を見学することができました。最初の2日間はハワイ大学での英会話の授業でした。ポール先生と、レイ先生にそれぞれ英語のレッスンをうけました。どちらの先生も実践的な英会話の授業をしてくださって、とても今回のフィールドスタディーに生かすことができました。

ハワイ大学でもさまざまな講師の方から、主にハワイの環境についての講義を受けることができました。その中でも私の中で一番印象に残ったのは、John Lynhamさんの”Property rights in fisheries”という漁業における過剰漁獲への対策などについての講義でした。よくニュースなどで世界中の過剰漁業のことが取り上げられていたり、小学生の頃にそれについての映画などを見たことがあったので、すごくこの講義に興味を持ちました。また。この講義で”catch share”という国によって漁獲できる量を制限するという画期的なシステムについて知ることができました。

今回見学もさまざまなところに行くことができました。ハナウマ湾、ココナッツ島、ドルフィンスイムツアー、ソーラー発電所や植物園などいろいろなところを見学し体験することができました。この中でも私に一番印象に残ったのは、ドルフィンスイムツアーでした。実際に船で海にでて、野生のイルカの群れを見学するというツアーでした。船員の方々の合図と共に、海の中に飛び込みスタッフについていきました。私は一番先頭の方にいたのでかなりたくさんのイルカを見ることができました。ざっと数えただけで、20頭以上はいました。その次に船に戻り少し移動して、ウミガメを観察しました。大きなサンゴ礁の岩に3匹の大きなウミガメがいました。こんなに近くで野生のイルカやウミガメを観察できるなんてすごく貴重な体験が出来ました。それと共に、このような観光産業が野生動物に与える悪影響についても一緒に学ぶことができ、すごく有意義な体験をすることができました。

このハワイのフィールドスタディーを経験して、海外の方との交流をすることができて自分の言語習得へのモチベーションにもなり、また日本にはないような自然や文化に触れることができ、環境が経済に与える影響なども学ぶことができたので、参加して本当に良かったです。