Field Study of
Economics Department

経済学科のフィールドスタディ

2025年度 <ハワイFS> 学生報告9

私は2026年2月のフィールドスタディプログラムに参加した。ハワイを訪れるのは今回が初めてだった。渡航前は、ハワイは多くの人が休暇で訪れる有名な観光地だというイメージをもっていた。しかし、事例研究の学習を通して、ハワイが多くの環境問題を抱えていることを知った。実際に現地を訪れることで、それらの問題がとても深刻であることを実感した。
 ハワイでは、地球温暖化による海面上昇、海洋汚染、生態系への影響など、さまざまな環境問題が起きている。ハワイは島であるため、他の国や地域と同じような対策をとることが難しい場合がある。依然として問題は残るものの、自然環境を守るために多くの取り組みが行われていることを学んだ。
 また、ハワイの歴史についても学ぶことができた。特に、日本人をはじめとするアジア系の人々が多く暮らしていることに驚いた。ハワイには日本を含むアジアからの移民の長い歴史がある。また、ハワイがアメリカに併合された歴史についても、それまであまり詳しく知らなかったため、とても興味深く感じた。
 プログラムでは、体験型のフィールドワークにも参加した。ハナウマ湾ではシュノーケリングを体験し、海の中で多くの魚やサンゴを見ることができた。ハナウマ湾では自然を守るために入場制限などのルールが設けられていることを学んだ。また、植物園も訪れ、日本とは大きく異なる気候の中で育つ植物を観察することができた。
 事前学習とフィールドスタディを通して、私はサンゴ礁と日焼け止めの関係に興味を持つようになった。ハワイでは、オキシベンゾンやオクチノキサートといった化学物質を含む日焼け止めがサンゴ礁に悪影響を与える可能性があるとして規制されている。観光地であるハワイでは多くの観光客が日焼け止めを使用するため、それが海洋環境に影響を与える可能性がある。実際にサンゴ礁を自分の目で見たことで、それらを守ることの重要性を強く感じた。
 このフィールドスタディは、私にとって非常に貴重な経験だった。ハワイの環境問題、歴史、文化について多くのことを学ぶことができた。今回学んだことを、今後の学びや研究に活かしていきたい。