Seminar Introduce
学生によるゼミ紹介

08年度学生によるゼミ紹介:村田玲音ゼミナール

演習の内容

私たち村田ゼミでは、”暗号”について勉強しています。暗号というと、難しそうなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、意外と身近なところにあるものなのです!例えばインターネットの通販サイトでの取り引きや、電車に乗る時に利用するSuicaやPasmoなどにも暗号の理論が応用されているのです。

人数は他のゼミと比べて比較的少人数です。講義では、暗号の仕組み、常識など、基礎的なところから始まります。『明るい暗号の話–ネットワーク社会のセキュリティ技術–』(裳華房、今井秀喜著)という本をベースにして進めていき、暗号を題材にした小説について考察したり、暗号を構成している数式について学んだりもしています。数式と言ってもそんなに難しいものではなく、四則計算が基になっているものなので、心配しなくても大丈夫だと思います。

ゼミの雰囲気はほんわかとしていて、非常に馴染みやすいと思います。夏には合宿も予定しています。夏合宿では発表の練習をしたりします。

先生は非常に優しい人で、質問にも丁寧に答えてくれ、わからないこともすぐに教えてくれます。とても物知りで、「暗号はいろいろな雑学に詳しいと面白い」とおっしゃいます。

ちなみに先生は甘い物が大好きで、たまにお茶をしに出かけちゃったりもします!そんな村田ゼミはみんな仲良く、和やかな雰囲気です。

ゼミで様々な暗号を理解していく中で、その暗号が私たちの身近にある事を知ります。

卒論の練習と言っても良いのが夏合宿です。それまで学んできた暗号を踏まえて、今度は自ら発表するテーマを探さなくてはいけません。選んだものを研究して発表する事で卒論の練習にもなり、その内容を自分のものにする事が重要だと気付かされます。

このゼミを受けた人たちの就職先としては通信,IT,メーカーなどゼミに関係がありそうな職種から、銀行など全く別のところに行く人もいます。研究の一環として、富士通のショールームを見学に行ったりもします。

暗号を学んでみたい方、少しでも興味のある方、好奇心の強い方は是非入ってみてはいかがでしょうか。

ゼミのHP