Seminar Introduce
学生によるゼミ紹介

13年度学生によるゼミ紹介:中野聡子ゼミナール

人員構成

4年生14人
3年生14人

勉強内容

中野ゼミでは経済学の基本的な理論や思想を学びます。経済の基本的な理論は様々な場面(普段の授業はもちろん、新聞、就活、社会人になってからなど)で使われているので、ぜひ知っておきたい知識だと思います。経済学部なのに経済のことってまだいまいちわかってない、社会に出るために大学生のうちに経済学のエッセンスを学びたいと思う人にピッタリのゼミだと思います。

授業では、1冊の本をゼミ生2~3人ずつで1つの章を担当し、レジュメやパワーポイントなどをうまく使って研究の成果を発表します。現在の4年生は、昨年1年間を通じて、アメリカの経済学者であり、市場メカニズムとそのデザインを主な研究対象としていたジョン・マクミランの著書『市場を創る~バザールからネット取引まで~』という本を輪読することで、あらゆる国のさまざまな時代背景に存在した市場のあり方やメカニズムを多角的に分析・研究を行ってきました。また、4年生は通常の授業に加え、卒業論文にも取り組んでいます。ゼミで学んだ豊富な知識をもとに、比較的自由なテーマで書き進めることが出来るのも、このゼミの良いところでもあります。今年は経済に関する事例の根底にある思想や歴史を軸に卒論を書き進め、ゼミでの卒論報告や個別指導の機会を通じてアドバイスをもらい地道に制作に励んでいます。

ゼミの雰囲気

私たち中野ゼミは楽しく、そして何よりも自由な雰囲気のゼミです。中野先生は優しくて、授業もとてもわかりやすく進めてくれます。おしゃれで素敵な、そしてすごくチャーミングな先生です。授業ではみんなに質問を投げかけたり、発表内容の補足をしてくれたりと様々なシーンでゼミをリードしてくれます。先生は、時々ぼけた(?) 発言でみんなを和ませてくれるので、ゼミ生は和気藹々と率直で正直に議論をするようになります。だから、知らず知らずのうちに真剣に経済学の議論をしていたりします。こういうメリハリのあるところもこのゼミならではのような気がします。そんなゼミの時間の積み重ねや交流を通じて、経済学に向き合う気持ちと思考回路がはぐくまれます。

ゼミに入ると、みんな新しい友達ができます。ゼミ生はフレンドリーでおもしろい人ばかりですが、それぞれ個性的で、将来に向けて様々な夢や希望を持っています。ゼミ生同士は、就活の間も励ましあい、また卒論の作成を通じてお互い刺激しあい、そして大学時代のかけがえのない仲間になります。

夏にはゼミのみんなで合宿に行きます。場所は伊豆の修善寺や河口湖などの綺麗な施設の中から選べます。昨年は3、4年生と先生で修善寺に行き、着いて早々みんなでスポーツをし、他愛もない話をしながらのラフな飲み会を開催して、より中野ゼミの親睦を深めることができました。また、白金祭の模擬店に参加したり、飲み会を企画したりして穏やかに見えて意外と活発なゼミ生が多いと思います。

進路

今までのゼミ生の進路は金融、メーカー、流通、建設、公務員、大学院進学などです。特に偏った傾向はみられず、皆自由な発想でそれぞれの進路を選択しています。

このようにゼミを楽しむことも、真剣に経済学を学ぶこともできる環境の中野ゼミは本当におすすめです。