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学生によるゼミ紹介

17年度学生によるゼミ紹介:大村真樹子ゼミナール

人員構成

  • 4年生:8人
  • 3年生: 13人

何をどのように勉強しているのか

私たち大村ゼミは開発経済学を学んでいます。開発経済学とは、貧しい国が豊かな国になるためにはどうすればよいかを探求し、貧しい国に特徴的な経済・社会現象を個人合理性や制度制約の観点から理解しようとすることを目標にしたもので、多岐にわたる経済学専門分野を応用しています。

大村ゼミでは、Debraj Ray著の全文英語で書かれた、Development Economicsという教科書を使用しています。授業では、ゼミ生3、4人のグループを作り、各グループが担当箇所を協力して精読し内容をまとめ、それをパワーポイントを用いながらプレゼンテーションを行います。もちろん、発表担当グループ以外のメンバーも事前に当該章を読み、分からないところや疑問に思ったところを明確にして、授業に臨みます。担当者のプレゼン中は、不明点、疑問点を尋ねたり、発表内容に関して議論をしたりします。その際、私たち大村ゼミでは積極的に発言することが求められます。3年生の間は上記のように授業を進めていきますが、4年生に入ると就職活動の後、卒業論文に取り組みます。

教科書が英語で書かれていることもあり、内容を理解することは決して容易ではありません。そのため、大村先生にオフィスアワーを活用して質問に伺ったり、ゼミ生同士で集まったりして、内容の理解に努めています。

先生の特徴

担当である大村先生は厳しくもあり、非常に優しい先生です。授業での発表準備はもちろん、それ以外の場合も、オフィスアワーなどの授業外に疑問点などを尋ねに行くと、簡単な例を用いるなどして、丁寧に教えてくださいます。ゼミ生のレベルに合わせて話をしてくださるので、理解がしやすいです。また、先生は生徒の自主性を重んじてくださる方で、ゼミ合宿や親睦会などはゼミ生が主体となりスケジュールや実施場所などを決めます。

ゼミの雰囲気

ゼミ生は個性が豊かな人が多いです。さらに一人一人問題意識を持ち授業に臨んでいるため、授業中は明るく楽しい雰囲気がある一方で、積極的に発言するなど緊張感も感じることができます。また、体育会に所属しているゼミ生も多くいるので、大学でどのような活動をしていても馴染めると思います。

将来の夢や先輩の就職先、強い業界、OB会など

歴代の先輩方の就職先としては、金融業界(特に銀行や保険)が多いです。大学院へ進学した先輩もいますし、近年では、公務員を含む様々な職種や業種に入社される方も多いので、どこか一つに強い業界があるわけではなく、オールラウンドに活躍されている先輩が多いです。

4年生の方々は授業に関することに加え、自分が希望する進路へ進めるよう就職活動に熱心に取り組んでいます。また、3年生はインターンシップやFPなどの資格勉強等、就職活動へ向けても努力をしています。

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