Seminar Introduce
学生によるゼミ紹介

17年度学生によるゼミ紹介:鳥居宏史ゼミナール

人員構成

今年度の鳥居ゼミ3年生は、経営学科10人で活動を行なっています。

演習内容

ゼミでは、テキストに『原価計算』(岡本清著)を使用しています。あらかじめ指定されたページを各自でまとめてレジュメを作成しパワーポイントを用いて1人約20分の発表を行います。その後、質問や意見などを出し合い、議論します。授業中では最低1人1回は質問や意見を言うというルールがあり、何も発言しなかった場合は罰金が科されます。しかし、発言がなかなか出ない場合には鳥居先生がフォローしてくださるので、決して重いルールではありません。管理会計や原価計算があまり得意ではない人でも、授業を重ねることで様々な知識を身につけることができる環境です。

課外活動等

ゼミでは、座学だけではなく実際の企業を知るために月に1回程度、工場見学を行なっています。今年はすでに、自動車工場、チョコレート工場に行きました。生産の様子などを実際に見学することができるので、企業の製品管理など自分の目で見て学ぶことができます。今年度中には、さらに証券取引所、航空機整備工場、ビール工場の見学も予定しています。企業の方をお呼びしての現場の声を聴く講演会も時々あります。
また、夏休み期間には合宿を行います。今年は8月の下旬に2泊3日で行う予定です。合宿では、普段のゼミと異なり、同じ業界の2つの企業について情報収集を行い、どのような経営を行っていけばよいのかを2つのグループに分かれてディベートを行う予定です。

さらに、ゼミ時間外に株取引のシュミレーションゲームを行なっています。この株式ゲームは2人1組でチームを組み、1チームごとにあらかじめ1千万円の架空のお金が渡されます。その1千万円を使って、チームメンバーと相談しながら株の売買を行い、1年後5つのチームの中で1番資産を増やすことができるのはどのチームなのかを競い合います。このゲームの株の価格は、実際の株価が反映されています。株価には企業の新商品発表や企業動向、経済の動きが大きく関わってきます。そのため、より経済に敏感になるとともに、実際の株取引について実践的に学ぶことができます。

先生の特徴

鳥居先生は優しくて、とても温厚です。様々な企業の知識が豊富で知らなかった企業なども教えてくださるので、就活においても役立つ知識が学べます。ゼミの雰囲気も楽しく和やかな雰囲気です。ゼミでは個人での発表が多いこともあり、ゼミの授業以外の拘束時間は少ないです。資格取得のための勉強なども各々が積極的に行っています。