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学生によるゼミ紹介

19年度学生によるゼミ紹介:池尾恭一ゼミナール

人員構成
4年生:11名 (経営学科9名 国経営学科2名)
3年生:12名 (経営学科11名 国際経営学科1名)

学習内容

本ゼミでは、経済学部経営学科の池尾恭一教授のもとマーケティングやそれに伴う消費者行動などを勉強しています。具体的には、3年次の春学期には「ストーリーとしての競争戦略」をテキストとして、輪読を行います。その後、グループごとにテキストの内容を踏まえながら企業の成功要因を分析、考察していきます。3年次の秋学期から4年次にかけては、池尾教授の「マーケティングケーススタディ」をテキストとして企業の事例研究を用いたディスカッションを行い、また卒論に向けた取り組みも並行して進めます。

教授は経営学を学ぶ意義を「考える力をつけること」だと仰っています。日々陳腐化してしまう知識を覚えるだけでなく、「何故こうなるのか」とゼミ生一人ひとりが疑問を持ち、考えることを大切にしています。そのため、ゼミ内でも教授からの「何故こうなるのか」という問いについて考え、議論を行なっています。

教授紹介

教授の数々の業績はネットでも紹介されており、ここには書ききれないほどです。ホットな話題としては「東京のブランドあり方検討会」の座長を務められ、2020年の東京オリンピックに向けて活躍されています。このような様々な経験や知識の豊富さから、私たちの知的好奇心を大きく刺激して下さいます。

ゼミの雰囲気

池尾ゼミはメリハリを持って活動を行なっています。合宿や食事会、同窓会などイベントも多く、同期や先輩方と仲良くなることができます。その分、勉強の方も本気で取り組んでおり、「勉強する時は勉強する、遊ぶ時は遊ぶ」といったようにオンとオフを切り替えて日々の活動に取り組んでいます。教授も私たちとのコミュニケーションを大切にしてくれており、良好な関係を築くことができるため、ゼミでの活動は私たちにとってとても有意義なものになっています。

先輩の就職先

先輩方の就職先は様々ですが、旅行業界や金融機関などが多くなっています。また、大学院に進学する方もいます。卒業した先輩方とも同窓会の機会にお話しすることができ、様々な業種について聞くことができるため貴重な経験になっています。