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学生によるゼミ紹介

19年度学生によるゼミ紹介:大村真樹子ゼミナール

人員構成
4年生:13人
3年生:13人

何をどう勉強しているのか?

大村ゼミでは、開発経済学という分野を学んでいます。開発経済学とは、主に発展途上国の経済の現状,今後の開発のあり方を個人合理性や制度制約の観点から考え理解することを目標にした経済学の一分野であり、多岐にわたる経済学専門分野を応用します。

私たちは、Debraj Ray著の英語で書かれた、Development Economicsというテキストを使用しています。授業では、ゼミ生3、4人のグループを作り、各グループが担当箇所を協力して読み進め内容をまとめ、それをパワーポイントを用いてプレゼン形式で発表します。もちろん、発表者以外のメンバーも事前に授業で取り扱う範囲を読み、分からないところや疑問に思ったところを明確にして、授業に臨みます。担当者のプレゼン中は、不明点、疑問点を尋ねたり、発表内容に関して議論をしたりします。その際、私たち大村ゼミでは積極的に発言することが求められます。3年生の間は上記のように授業を進めていきますが、4年生になると就職活動の後、卒業論文に取り組むようになります。テキストが英語で書かれていることもあり、内容の難易度も高いので理解に苦戦することの方が多いと思います。テキストの内容理解、プレゼンの準備、発表とやることが多いですが、将来必要な力は必ず身につけることが出来ます。自分の学生生活の意識を変えたい、成長をしたいという方はぜひ大村ゼミに応募してみてください。

先生の特徴

普段は気さくで面白く優しい先生ですが、オンとオフの切り替えがしっかりしている先生です。授業になると学生の発表時に間違えていた場合、しっかり指摘し、理解しやすいようにわかりやすく解説して下さいます。また、学生の自主性を重視して下さる先生なので、ゼミ合宿の場所や日程、段取り、親睦会の設定など学生主体で企画を決めることができます。

ゼミの雰囲気

ゼミ生の仲は良く、出来ない問題や共通の課題が出た場合は昼休み等を使って集まり勉強会のようなものをしていたりします。またゼミ前の昼休みに早めに集まり雑談等をして騒いでいますが、ゼミ生全体の意識がとても高いので始まった途端、集中して静かに他の方の発表を聞いています。質問があれば積極的に発言しますので授業は活発に行われています。

将来の夢や先輩の就職先、強い業界、OB会など

就職先として、歴代の先輩方は金融業界、保険業界が比較的に多いです。しかし近年では、様々な職種や業種に入社される方も多いので、どこか一つ特別強い業界はなく、オ-ルラウンドに活躍されている先輩たちもいます。また、3年生はまだ本格的に就職活動は始まっていませんが、インターンシップや資格勉強等就職活動へ向けて、また自分の将来の夢に向けて日々努力をしています。