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学生によるゼミ紹介

20年度学生によるゼミ紹介:池尾恭一ゼミナール

人員構成
4年生:9名 (経営学科9名)
3年生:10名 (経営学科10名)

学習内容

本ゼミでは、経済学部経営学科の池尾恭一教授のもとマーケティングやそれに伴う消費者行動などを勉強しています。3年次の春学期には「ストーリーとしての競争戦略」をテキストとして、輪読を行います。その後、夏の合宿に向けたグループワークが始まります。グループごとにテキストの内容を踏まえながら調査する企業を決め、その企業の戦略ストーリーを分析、考察していきます。3年次の秋学期から4年次にかけては、池尾教授の「マーケティングケーススタディ」をテキストとして企業の事例研究を用いたディスカッションを行い、また卒論に向けた取り組みも並行して進めます。

教授は経営学を学ぶ意義を「考える力をつけること」だと仰っています。日々陳腐化してしまう知識をただ覚えるだけでなく、「何故こうなるのか」と疑問を持ち、考えることを意識しています。そのため、ゼミ内でも教授からの「何故こうなるのか」という問いについて考え、議論を行なっています。

教授紹介

教授の数々の業績はネットでも紹介されており、ここには書ききれないほどです。ホットな話題としては「東京のブランドあり方検討会」の座長を務められ、来年開催予定である東京オリンピックに向けて活躍されています。このような様々な経験や知識の豊富さから、他では聞くことのできないような話をしてくださり、私たちの知的好奇心を大きく刺激して下さいます。

ゼミの雰囲気

池尾ゼミはメリハリを持って活動を行なっています。合宿や食事会、同窓会などイベントも多く、同期や先輩方と仲良くなることができます。その分、勉強の方も本気で取り組んでおり、勉強と遊びをしっかり切り替え日々の活動に取り組んでいます。教授も私たちとのコミュニケーションを大切にしてくれており、良好な関係を築くことができるため、良い雰囲気で教授の指導を受けています。そのためゼミでの活動は私たちにとってとても有意義なものになっています。今年度春学期はやむなくオンライン授業でしたが、オンライン交流会などを行い、楽しい雰囲気のなか親睦を深めました。

先輩の就職先

先輩方の就職先は様々ですが、総合商社、金融機関、旅行業界などが多くなっています。また、大学院に進学する方もいます。卒業した先輩方とも同窓会の機会にお話しすることができ、様々な業種について聞くことができるため、私たちにとってとても貴重な経験になっています。