Seminar Introduce
学生によるゼミ紹介

20年度学生によるゼミ紹介:鳥居宏史ゼミナール

人員構成

今年度の鳥居ゼミ3年生は、経営学科7人で活動を行っています。

演習内容

ゼミでは、テキストに 『原価計算』(岡本清著)を使用しています。あらかじめ指定されたページを各自でまとめてレジュメを作成しパワーポイントを用いて1人約20分の発表を行います。その後意見や質問を出し合います。今年は新型コロナウイルスの影響で春学期がすべてオンライン授業のため、TEAMSを使用して発表し、意見や質問を出し合ったのち、MANABAにコメントを書くという方針を取っています。授業中最低1回は発言をしなければならないというルールがあり、何も発言しないと罰金が科されます。しかし、発言が出ない場合鳥居先生がフォローしてくださいます。管理会計や原価計算があまり得意でなくても、授業を重ねることで様々な知識を身に着けることが出来ます。

課外活動等

ゼミでは月に1回程度工場見学を行っています。しかし、今年度は春学期がオンライン授業のため、工場見学は対面授業が開始になってから、早くて秋学期には実施する予定です。去年はANAの航空整備場に行っています。飛行機の機体やエンジンを見学し、間近で離着陸も見ることができたそうです。ちなみに、今年はJALの工場見学を予定していました。

まだ検討中ではありますが、夏休み期間には合宿を行います。2泊3日で行う予定です。去年の合宿では、同じ業界の2つの企業について情報収集をし、どのような経営を行っていけばよいかを2つのグループに分かれてディベートを行っていました。3日で15時間勉強する予定です。

毎年ゼミ時間外に株取引のシミュレーションを行っていますが、今年は中止となりました。内容としては、2人1組または3人1組でチームを組み、1チームごとにあらかじめ1千万円の架空のお金が渡されます。その1千万円を使って、メンバーと相談しながら株の売買を行い、1年後チームの中で1番資産を増やすことができるのはどこなのかを競います。このとき株価は実際のものが反映されています。企業や経済の動きが大きく株価に関わるため、実際の株取引について実践的に学ぶことができ、さらに経済にも敏感になります。

先生の特徴

鳥居先生は温厚な方で、ゼミの中で様々な知識を私たちに教えてくださいます。知っている企業はもちろん、私たちが知らなかった企業についても教えてくださるので、就活においても役立つことが多いです。

ゼミの雰囲気は常に穏やかです。個人の発表が多いため、授業以外の拘束時間は少なく、他の授業に影響がでることはほとんどありません。また、このゼミでは就活に有利な簿記2級の資格取得が必要なため、各自積極的に勉強しています。会計についてもっと知りたい方、資格が欲しい方にはこのゼミはオススメです!