Seminar Introduce
学生によるゼミ紹介

21年度学生によるゼミ紹介:齋藤弘樹ゼミナール

人員構成

私たち齋藤弘樹ゼミ21年度生(現在3年生)は、全員が経済学科生で、ポリシーアナリシスコースの学生が2名、企業制度デザインコースの学生が5名、グローバル・スタディーズコースの学生が5名の計12名で構成されています。

何をどのように勉強しているのか

授業は主にグループごとで決めたテーマの内容を発表するプレゼン形式で行っています。
 現在は4人1グループとなり、週ごとに1グループずつ発表しています。テーマはゲーム理論やマーケットデザイン、行動経済学、ミクロ経済学に関わるものであれば自由です。

齋藤弘樹ゼミでは発表する上で二つルールがあります。
一つ目のルールとして、発表時は全員が授業に取り組めるような形であることが求められます。そのため、発表側はただ内容を発表するだけではなく、問題を作成することや質問を聞き手に投げかけることなどの工夫をします。聞き手側もただ聞いているだけではなく、わからない点や疑問に感じた点があれば積極的に質問することが大切です。このように両者が発言する機会が多い発表を目指して、発表側は入念に準備を行います。
 もう一つのルールは、発表内容を誰にでもわかりやすくすることです。これは発表側が意識する点で、聞き手を知識がない状態と仮定して授業を進行します。したがって、基礎から説明することに加え、より身近な具体例や演習問題を解かせるなどの方法を用いて、聞き手に理解してもらえるよう努力する必要があります。

このような授業へと作り上げることで、研究分野に関する知見が広がるだけでなく、主体性や思考力、さらには人前に立つ自信やプレゼン力など、社会に出た時に必要なスキルをゼミで鍛えることができます。そこから各々が興味を持った分野を題材にして卒業論文を製作することができるので良い環境だと思います。また、どのような手段で聞き手に理解させるか、班ごとで工夫して発表するため、それぞれ個性が出て大変面白い授業となっております。

先生の特徴

齋藤弘樹先生は、温和な方で、ゼミ生に丁寧に対応してくださる先生です。発表の中で、聞き手に伝わりにくい表現があった時に、ゼミ生全員が理解できるように順序立てて丁寧に確認してくださいます。また、発表が終わった後には、適切なアドバイスをしてくださるので、回を重ねるごとにより良い学びができていると感じます。学生の考える力を大切にしてくださる先生です。

ゼミの雰囲気

私たちのゼミは学生主体で行っており、全員が緊張感をもって授業に臨んでいる一方で、みんな優しく温かいゼミとなっています。

ゼミの将来・就職先

所属していた先輩の主な就職先は、公務員、IT関連、旅行関係、不動産、金融など多種多様ですが、今年度はメーカーや商社などを希望している学生もいます。