Seminar Introduce
学生によるゼミ紹介

21年度学生によるゼミ紹介:鳥居宏史ゼミナール

人員構成

今年度の鳥居ゼミ3年生は9人で活動を行っています(4年生は6人です)。

演習内容

ゼミでは主に『原価計算』(岡本清著)をテキストとして使用しています。あらかじめ指定されたページを各自でまとめてレジュメを作成し、パワーポイントで1人約20分の発表を行います。その後意見や質問を出し合います。新型コロナウイルスの影響で、今年は対面授業を基本としつつも、オンライン授業も併用しTEAMSを使用して発表し、意見や質問を出し合うというハイブリッド型の授業方針を取っています。授業中最低1回は発言をしなければならないというルールがあり、何も発言しないと罰金が科されます。しかし、発言が出ない場合鳥居先生がフォローしてくださいます。管理会計や原価計算があまり得意でなくても、授業を重ねることで様々な知識を身に着けることが出来ます。

課外活動等

ゼミでは例年月に1回程度工場見学を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響で、今年度も春学期には断念し、秋学期以降に実施する予定です。昨年度は物流センターの見学に行ったそうです。
 今のところ、夏休み期間には2泊3日の合宿を行う予定です。合宿では、同じ業界の2つの企業について情報収集をし、どのような経営を行っていけばよいかを2つのグループに分かれてディベート等、普段のゼミの時間内ではできないような活動を予定しています。
 また、ゼミ時間外には株取引のシミュレーションゲームも行っています。内容としては、あらかじめ1千万円の架空のお金が渡されます。その1千万円を使って、株の売買を行い、1年後チームの中で1番資産を増やすことができるのはどこなのかを競います。このとき株価は実際のものが反映されています。企業や経済の動きが大きく株価に関わるため、実際の株取引について実践的に学ぶことができ、さらに経済にも敏感になります。

先生の特徴

鳥居先生は温厚な方で、ゼミの中で様々な知識を私たちに教えてくださいます。知っている企業はもちろん、私たちが知らなかった企業についても教えてくださるので、就活においても役立つことが多いです。
 ゼミの雰囲気は常に穏やかです。個人の発表が多いため、授業以外の拘束時間は少なく、他の授業に影響がでることはほとんどありません。また、このゼミでは就活に有利な簿記2級の資格取得が必要なため、各自積極的に勉強しています。