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学生によるゼミ紹介

22年度学生によるゼミ紹介:齋藤弘樹ゼミナール

人員構成

私たち齋藤弘樹ゼミ22年度生(現在3年生)は、全員が経済学科生で、ポリシーアナリシスコースの学生が7名、企業制度デザインコースの学生が7名、グローバル・スタディーズコースの学生が3名の計17名で構成されています。

何をどのように勉強しているのか

授業は主にグループでテーマを決め、その内容をプレゼン形式で発表しています。現在は4~5人が1グループとなり、毎週1グループずつ発表しています。テーマはゲーム理論や行動経済学などに関わることです。

齋藤弘樹ゼミでは発表する上で二つルールがあります。一つ目は、発表時に全員が授業に取り組めるような形で行うことです。そのため、発表側はただ内容を発表するのではなく、聞き手に考えてもらえるような問題を作成したり、質問を投げかけたりなどの工夫をします。聞き手側もただ聞いているだけではなく、わからない点や疑問に感じた点があれば積極的に質問することも求められています。
2つ目は、発表内容を誰にでもわかりやすくすることです。これは発表側が意識する点で、聞き手を知識がない状態と仮定して授業を進行します。したがって、基礎から説明することに加え、より身近な具体例を用いて聞き手に理解してもらえるよう努力する必要があります。このように授業を作り上げることで、研究分野に関する知見が広がるだけでなく、主体性や思考力、さらには人前に立つ自信やプレゼン力など、社会に出た時に必要なスキルを鍛えることができます。また、他のグループの様々な分野も深く学ぶことができるので、卒業論文を製作するうえでも良い環境だと思います。さらに、どのような手段で聞き手に理解してもらうかを考え、班ごとで工夫して発表するため、グループごとの個性が出て大変面白い授業となっています。

先生の特徴

齋藤弘樹先生は、とても温和な方で、ゼミ生に優しく丁寧に対応してくださる先生です。発表の中で、わからないことや聞き手に伝わりにくい部分があると、まずはゼミ生自身で考えるように促し、その上で全員が理解できるよう順序立てて説明してくださいます。また発表後には次回に向けてのアドバイスもしてくださいます。学生の考える力をとても大切にしてくださる先生です。

ゼミの雰囲気

私たちのゼミは学生主体のため、自分たちで行動を起こしていけます。授業自体はグループごとに発表を行うため、全員が緊張感をもって臨んでいますが、ゼミ生同士とても仲の良いゼミです。

ゼミの将来・就職先

所属していた先輩の主な就職先は、公務員、IT関連、旅行関係、不動産、金融など多種多様ですが、今年度はメーカーや商社などを希望している学生もいます。