2026年7月13日 経済学部
【ゲスト講演者】
株式会社J.みらいメディカル
串田 ゆか様
【講義の概要】
2026年7月2日、串田ゆかさんにお越しいただき、「女性起業家のアントレプレナーシップ」についてご講義いただきました。
串田さんは、アントレプレナーシップを「何事も我がこと自分ごととして関わる魂、能力、性格」と定義されていました。串田さんのアントレプレナーシップを培う原点には、幼少期からの旺盛な好奇心や、やりたいことが分からない時期も自分自身の考えを尊重されていたことがあると考えられます。
30歳という若さで、医薬分業の流れを汲み、調剤薬局を起業されました。起業には、自分の思いを形にできる良さがあるとともに、失敗しても自分でどうにかしなければならないという大変さがあるとおっしゃられていました。その後も店舗数を伸ばしていき、43歳で上場企業へと売却されました。この売却により、上場企業へのアクセスがしやすくなり、会社としての信用や経済的自由が得られるようになりました。その後も雇われ社長として学び続け、MBAを取得されました。現在は、大学役員や医療・社会活動に取り組まれています。
講義の中で、女性起業家としての強みと課題についてもお話しされていました。医療分野では女性が多く活躍しており、人に寄り添う力や共感力は、組織を運営する上で大きな強みになると述べられていました。また、男女問わず社員との信頼関係を築きやすく、親しみやすい存在として組織をまとめられることも、女性ならではの強みであるとお話しされていました。
しかし、女性の活躍が期待される一方で、組織のトップには依然として男性が多い現状についても触れられていました。その要因として、能力の差ではなく、女性は自ら一歩前に踏み出す人が少ないことを挙げられ、能力があるから挑戦するのではなく、挑戦することで成長すると述べられていました。「一歩前に出れば人生が変わる」というメッセージとともに、主体的に挑戦する姿勢の重要性を強調されました。
最後に、「あなたはあなたでいい」と語られ、自分らしさを大切にしながら、勇気を持って一歩を踏み出すことで新たな可能性を切り開くことの重要性を伝えられました。
【講義の感想】
今回の講義を通して、自ら行動し、挑戦することの重要性を学びました。特に印象に残ったのは、「行動が人生を変える」「一歩前に出れば人生が変わる」という言葉です。行動する前から自分の可能性を決めつけるのではなく、まずは勇気を持って一歩踏み出すことが、自分自身の成長や新たな経験につながるのだと実感しました。
また、女性起業家としての強みや課題についてのお話は、同じ女性として非常に共感しました。女性の活躍する機会は以前より期待される一方で、まだ多くの課題が残されていることも改めて実感しました。今後は、性別に関わらず、能力や個性を十分に発揮し、自分らしく成長し続けたいと感じました。
さらに、多様な交友関係を築き、弱いネットワークを大切にすることの重要性を実感しました。こうしたつながりは、運命に恵まれる力や成功の可能性を高めるだけでなく、新たな機会や価値観との出会いをもたらすことを学びました。今後は、人との出会いやつながりを大切にしながら、自ら新たな縁を広げ、自身の成長につなげていきたいと感じました。