Song Lishui
宋 立水 教授

プロフィール

学位経済学博士

最終学歴立命館大学大学院経済研究科博士後期課程

専門分野開発経済、国際経済、中国経済、アジア経済

主要研究テーマ

  • 工業化過程の資本形成と技術形成に関する研究
  • 中国の経済移行と経済政策に関する研究

主な社会的活動

  • 北京日本科学文化研究センター副理事
  • 岡松国際文化交流基金常任理事
  • 日本華人教授会議代表
  • 東レ経営研究所客員教授

ゼミナールのHP宋ゼミOnline

主要担当科目

中国経済論、アジア経済論、世界経済論、現代社会と経済、演習(開発経済学)

所属学会・役職

アジア政経学会、中国経済経営学会

主要な研究業績
  • 学術論文 単著
    「東アジア通貨・金融危機の特徴、要因とその示唆」『経済研究』(明治学院大学)第112号
    「中国とASEANの経済関係の現状と今後の展望」『日中経済ジャーナル』No.62財団法人日中経済協会
    「中国経済のグローバル化とその摩擦と挑戦」『現代中国研究』(中国現代史研究会)第13号
    「中国経済における人的流動性リスクとそのマネジメントについて」『経済研究』(明治学院大学)(第139号)
    「国際金融危機頻発からの示唆:制度的欠陥について」『立命館経済学』第58巻(第5・6号)
    「「新常態」の中国経済をどう捉えるか」『経済研究』(明治学院大学経済学会)第151号
  • 著書
    『アジアNIESの工業化過程-資本と技術の形成』(単著)、(日本経済評論社)
    『東アジア経済と日本』(共著)、(ミネルヴァ書房)
    『東亜区域経済合作-中国與日本』(共著)、(天津人民出版社、中国語)
    『中国金融システムの不良債権分析ー国際金融市場におけるチャイナマネーの影響力』(共著)、(中央経済社)
ゼミナール紹介
演習のテーマ

開発経済学の理論・政策と東アジア地域経済に関する研究

演習の内容

 経済発展は、世界各国の共通の課題である。本ゼミでは、東アジア地域の経済発展問題を取り上げ、経済・技術的、歴史・文化的、社会・制度的状況について、開発経済学のアプローチでの研究・検証を行う。

 三年次では、主に開発経済学の理論・政策・実証方法を学習する。四年次では、皆さんが学習した理論・実証方法を応用し、自由に設定した課題について研究を行い、卒業論文を作成する。
 
 ゼミの学習方式は、学生諸君を主体とする個人予習―2~3人グループ学習―グループによる発表―全体討論という形式を採用する。
 
 東アジア地域のような発展途上国の経済発展諸問題を考察するとき、経済学の諸理論(仮説)の習得は当然だが、基本的な分析方法論としての統計学など基本知識の学習を薦める。
   
 ゼミの学習効果を高めるために、読書をすること、思考(仮説を立てる)をすること、議論をすることを全員に要求するが、意欲のある学生を大歓迎する。

 なお、三年次のゼミ合宿の代わりに、教員が担当するフィールドスタディ C(中国社会経済現地考察)の実習科目の履修を薦めます。

学生によるゼミナール紹介