学位経済学博士
最終学歴立命館大学大学院経済研究科博士後期課程
専門分野開発経済、国際経済、中国経済、アジア経済
主要研究テーマ
主な社会的活動
ゼミナールのHP宋ゼミOnline
中国経済論、アジア経済論、世界経済論、現代社会と経済、演習(開発経済学)
アジア政経学会、中国経済経営学会
開発経済学の理論・政策及び東アジア地域の経済に関する研究
経済発展は世界各国の共通課題である。本ゼミでは、特に東アジア地域の経済発展の問題を取り上げ、経済的・技術的・社会(文化)的・政治(制度)的な状況について、そして地域の経済発展のための諸条件及びその開発政策について、文献による考察を行い、また統計データに基づいて、研究分析を行う。
三年次ゼミでは、主にかかる経済発展理論と開発経済理論、実証方法を学習する。四年次ゼミでは、学生が勉強した理論と実証方法によって、自由に設定した研究テーマの卒論の資料準備と論文作成を行う。ゼミ学習の形式は、学生諸君を主体とする個人予習─グループ学習─グループ発表─全体討論という形式となる。
経済発展、特に東アジアのような遅れた国・地域の経済発展(開発)問題を考察するには、理論と政策(理論の応用)知識が必要なので、総合的な経済学理論への理解、そして、分析方法としての社会経済統計学の基礎知識の習得が望ましい。経済発展は、経済成長の諸問題だけではなく、社会、政治、文化、技術、歴史、環境等の諸側面の問題にもかかわっていることで、演習を通して、学際横断した総合的学習力と思考力の養成を目指したい。
ゼミ学習効果を高めるには、読書と思考と討論は欠かせない三要件であり、特にゼミでの討論がなければ、ゼミとして成り立たないと言い切ることができる。したがって、積極的に自分の見解・考えを発表し、討論に参加する意欲のある学生を歓迎します。