Hiroshi Iida
飯田 浩司 教授

コンテンツビジネスと法

このゼミでは、「コンテンツビジネス」に関して、ビジネス面と法律面での問題点を検討します。一口にコンテンツビジネスと言っても、出版産業、音楽産業、映画産業、アニメ産業、ゲーム産業、演劇産業、放送業、インターネット産業など多岐にわたっていますが、このゼミではこれらのコンテンツビジネスの中から、ゼミ生の興味に応じて対象を選び、取り上げたいと思います。

ビジネス面に関しては、それぞれの産業の仕組み、今日的課題や将来像の考察が中心となり、また、法律面に関しては、著作権法の考察が中心になりますが、その他のもコンテンツビジネスに関する法(例として、契約法、独占禁止法等)についても取り上げることができればと考えています。

3年次は、コンテンツビジネスを理解する上で不可欠な著作権に関する知識を習得した上で、コンテンツビジネスの各業界について、グループまたは 個人で予習の上、発表してもらうことを考えています。さらに、コンテンツビジネスに関する争点についてグループに分かれてディベートを行う予定です。4年次は各自テーマを設定して卒業論文を作成します。

コンテンツビジネスを対象とするゼミなので、コンテンツビジネスの現場で働く人の話を聞いたり、実際のコンテンツビジネスの現場(レコーディングスタジオ、テレビ局、新聞社等)を見学したりするなど現場の雰囲気を感じ取ってもらえる機会を設けたいと考えています。

ゼミ合宿や懇親行事も実施する予定であり、具体的な内容についてはゼミに参加する皆さんの希望を基に決めたいと思います。