Yumi Nishiyama
西山 由美 教授

プロフィール

学位法学修士

最終学歴慶應義塾大学大学院法学研究科

専門分野租税法

主要研究テーマ消費税 付加価値税 中小企業税制

主な社会的活動日本税務研究センター税務事例研究員(消費税部会)

主要担当科目

ビジネスのための税法、演習

所属学会・役職

日本税法学会(理事長代行)、租税法学会(理事)、International Fiscal Association (日本支部理事)、Deutsch-Japanische Juristenvereinigung

主要な研究業績
  • 教科書・共著
    佐藤英明・西山由美『スタンダード消費税法』(弘文堂,2022)
  • 学術論文・単著 
    「インボイスの実施と将来的方向性」ジュリスト1588号(2023)
  • 学術論文・共著
    Yumi Nishiyama & Richard Krever, The Digital Economy Challenges to the Japanese Consumption Tax, in: Yan Xu ed., VAT in the Digital Era (Oxford University Press, 2023)
  • 学術論文・単著
    「信託と消費税法」渋谷雅弘ほか編『公法・会計の制度と理論』(中央経済社,2022)
  • 学術論文・単著 
    「デジタル経済と消費課税―シェアリングエコノミーを中心として」租税研究875号(2022)
ゼミナール紹介
演習のテーマ

「税のエキスパートをめざす」

演習の内容

 ビジネスに深くかかわる税(所得税・法人税・消費税・相続税)を中心に,これらの税の仕組みを理解したうえで,社会経済と税の関係をさまざまな視点から考察します。よりよい社会やビジネス環境を実現するために,何が問題で,どのような解決方法があるのか考えていきましょう。
 
 税理士,国税専門官を目指す人は大歓迎。また,民間企業の税務セクションでも活躍できる「税のエキスパート」をめざしてください。

【ゼミの進め方】
 春休み中に予備ゼミを実施し,必要な資料や情報を収集するスキルを習得します。
 春学期は,各人が興味をもつ税に関するトピック(たとえば,環境税、酒税、消費税など)についてプレゼンテーションを行い,全員で議論し,レポートにまとめます。
 夏休み中のゼミ合宿(1泊2日)では,秋学期の統一テーマ(グローバルビジネスとローカルビジネスと税)の予習をします。
 秋学期は,「グローバルビジネスとローカルビジネスと税」について,各人がトピックを選び,プレゼンテーションを行い,全員で議論し,レポートにまとめます。秋学期のテーマは卒論のテーマに繋がることが多いので,アンテナを大きく広げてテーマをみつけましょう。

【注意事項】

  1. ゼミの内容は,税法の基礎知識を必要としますので,「ビジネスのための税法1」(春学期)および「ビジネスのための税法2」(秋学期)をできるだけ履修してください。
  2. ゼミの運営には全員がかかわるよう,「一人一役」で業務を分担します。
  3. ゼミは、3年生と4年生の合同ゼミです。(通常,木曜日3時限が3年生ゼミ,木曜日4時限が4年生ゼミです。3時限が3年生と4年生による本ゼミ,4時限がサブゼミとなります。)
学生によるゼミナール紹介