Satoshi Nakano
中野 暁 専任講師

プロフィール

学位博士 (社会工学)

最終学歴筑波大学大学院 システム情報工学研究科 社会工学専攻 博士後期課程修了

専門分野マーケティング・リサーチ、マーケティング・サイエンス

主要研究テーマ消費者行動のモデル化、マルチチャネル・オムニチャネル、行動ログデータの解析

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中野 暁

主要担当科目

マーケティング

所属学会・役職

日本マーケティング・サイエンス学会、日本行動計量学会、日本商業学会、日本消費者行動研究学会、日本マーケティング学会、日本ダイレクトマーケティング学会

主要な研究業績
  • 学術論文 共著
    中野暁, 勝又壮太郎, 山口真一, 一小路武安, 生稲史彦 (2024), 消費者はどのように決済手段を選択するか?状況的要因と個人要因を用いた選択行動分析. マーケティング・サイエンス, 31(1), pp.9-37.
  • 学術論文 単著
    Satoshi Nakano (2023), Customer demand concentration in online grocery retailing: Differences between online and physical store shopping baskets. Electronic Commerce Research and Applications, 62:101336, pp.1-9.
  • 学術論文 共著
    Satoshi Nakano, Naoki Akamatsu, Makoto Mizuno (2022), Consumer panic buying: Understanding the behavioral and psychological aspects. International Journal of Marketing and Distribution, 5(2), pp.17-35.
  • 学術論文 共著
    中野暁, 近藤文代 (2018), 混合隠れマルコフモデルによるオンライン・オフラインチャネル選択行動のモデリング. オペレーションズ・リサーチ, 63(10), pp.635-646.
  • 学術論文 共著
    Satoshi Nakano, Fumiyo Kondo (2018), Customer segmentation with purchase channels and media touchpoints using single source panel data. Journal of Retailing and Consumer Services, 41, pp.142-152.
ゼミナール紹介
演習のテーマ

マーケティング、マーケティング・リサーチ

演習の内容

 中野暁ゼミナールでは、「マーケティング」と「マーケティング・リサーチ」をテーマに活動していきます。特に、消費者の意識や行動に焦点をあてて、調査を行うことで、その理解を図る方法について学んでいきます。

 マーケティング・リサーチの中には、大きく分けて定量調査と定性調査という2つの調査方法があります。ゼミ活動の中では、まず、定量調査をしっかりと行えるような学習と実践を行っていきます。具体的には、マーケティングや消費者行動の理論を輪読と議論を通して勉強していきます。それと並行して、3年次には、グループで問題解決型の実践を行っていきます。ここでは、チームメンバーと協力して、マーケティング課題とテーマを設定して、データを収集して分析するという一連の流れを経験して頂きます。その経験に基づいて4年次からは個人で卒論に取り組みます。

 一方で、定性調査に関しては企業と連携した取り組みを行っています。企業のマーケティング担当者が抱える課題に対して、Z世代の学生の皆さんの視点から提案するというワークショップ型の実践です。この過程でグループ・インタビュー手法に関する理解を深めていきます。また、実務家と実際に接することができるので、早いうちから社会に目を向けて活動していくことができます。

 これ以外にも、社会の第一線で活躍するマーケッターやマーケティング・リサーチャーから話を伺う機会なども毎年設けています。また、ゼミメンバーの懇親を深める行事も実施しています。

 積極性に活動していく志を持った学生の応募を期待しています。

学生によるゼミナール紹介