Naomi Kodama
児玉 直美 教授

プロフィール

学位京都大学博士(経済学)

最終学歴東京大学大学院理学系研究科修士課程修了

専門分野応用ミクロ経済学、経済政策

主要研究テーマ

  • 政策評価、経済政策
  • 生産性、労働市場

主な社会的活動

  • 東京地方最低賃金審議会委員
  • 経済産業研究所リサーチアソシエイト
  • 内閣府経済社会総合研究所研究協力者
主要担当科目

経済の先端的問題、現代経済特講(政策評価の経済学)、ゼミナール

所属学会・役職

日本経済学会、American Economic Association

主要な研究業績
  • 著書 共著
    “Women in the Workplace and Management Practices: Theory and Evidence,” Oxford Handbook of Women and the Economy, ed. Susan L. Averett, Laura M. Argys and Saul D. Hoffman, 561-593. (New York: Oxford University Press). 2018.
  • 学術論文 共著
    “Rising between-workplace inequalities in high-income countries.” Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America. April 28, 2020. 117(17): 9277-9283.
  • 学術論文 共著
    “The Labour Market Effects of Increases in Social Insurance Premium: Evidence from Japan.” Oxford Bulletin of Economics and Statistics, 80(5), 992-1019. 2018.
  • 学術論文 共著
    “Transplanting Corporate Culture across International Borders: FDI and Female Employment in Japan.” World Economy, 40(5), 1148-1165. 2018.
  • 学術論文 共著
    “Deregulating Overtime Hours Restrictions on Women and its Effects on Female Employment: Evidence from a Natural Experiment in Japan.” Oxford Bulletin of Economics and Statistics, 80(4), 804-821. 2018.
ゼミナール紹介
演習のテーマ

政策評価

演習の内容

 情報技術の発展によって、大量のデータ(ビッグデータ)が入手できるようになってきました。「政策評価」は、国や地方自治体の「政策」をデータを使って評価するだけではありません。政策評価の方法を習得すれば、「どんな広告戦略を採用すると売上が上がるのか?」「社員の仕事の効率を上げるためにどんな方法が良いか?」「補助金にはどの程度の効果があったか?」「教育現場で、どの教材が効果があったか?」という問題にも答えることができます。近年、インターネット関連のハイテク企業だけでなく、多くの企業で、ポイントカードデータ、POS、スマホのメッセージやSNSを利用したダイレクト、リアルタイムに行う広告や販促が一般化しています。「政策評価」は、単にビッグデータが使えればできるわけではありません。機械学習などの手法で、巨大なデータを事後的に分析するだけでは、なぜそのようになったかというメカニズムの部分はブラックボックスになってしまいます。理論や先行研究を踏まえた仮説を組み立て、因果関係を明らかにする方法を習得しませんか?

 このゼミの目的は、計量経済学を使って、様々なデータから自分のオリジナルな発見をすることです。公務員やコンサルを目指す人だけでなく、民間企業でマーケティングや新企画を立ち上げる時に、政策評価の知識とスキルは役に立ちます。データを駆使して自分で考える能力を養ってみませんか?この能力を活かし、各自、興味のある社会のメカニズムについて研究を行います。経済学の考え方を基本としますが、法律、経営、マーケティング、福祉、環境、スポーツ、趣味など、様々な視点を絡めて柔軟に考え、議論してください。

 最初は座学での学習と実際のデータ分析を繰り返して分析感覚を養います。本格的な研究はグループワークで行い、統計分析ソフトの習得も含めて、約半年じっくり行います。研究成果はプレゼンテーション訓練を徹底的に行った上で、学内(ゼミ内、他ゼミ)、学外(他大学との合同ゼミ)で発表します。発表前には、グループで、ゼミ以外の時間に集まって準備することもあります。4年生では、これらの経験を活かして、自分の好きなテーマで、卒業研究を行います。その他,ゼミ生の希望に応じて,ゼミ合宿、他大学との発表会や合宿、懇親会、スポーツ大会なども行う予定です。ゼミ運営は「一人一役」で業務を分担します。ゼミの時間以外での活動も多いので、卒業後も付き合っていかれるような仲間に出会えることは間違いありません。ゼミ活動、課外活動に積極的に関わる学生の参加を期待しています。

学生によるゼミナール紹介