Yoshihiro Takamatsu
高松 慶裕 教授

プロフィール

学位博士(商学)早稲田大学

最終学歴早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程修了

専門分野財政学、租税論

主要研究テーマ

  • 最適所得税の理論的研究
  • 所得課税と再分配政策
主要担当科目

財政学、地方財政論、ミクロ経済政策、マクロ経済政策

所属学会・役職

日本財政学会、日本地方財政学会、日本経済学会、日本経済政策学会、International Institute of Public Finance

主要な研究業績
  • 学術論文(共著)
    “Optimal labor income taxation and social security programs when private savings are unobservable” (with Takao Kataoka), Waseda Business & Economic Studies, 55, pp. 1-21, March 2021. 
  • 学術論文(共著)
    “Optimal age-dependent income taxation in a dynamic extensive model: The case for negative participation tax on young people” (with Takao Kataoka), Journal of Public Economic Theory, 22, pp. 1338-1367, September 2020.
  • 著書共著
    「異質な収益率と資本所得課税―正常収益と超過収益―」証券税制研究会編『企業課税をめぐる最近の展開』第11章、pp. 297-323、公益財団法人日本証券経済研究所、2020年6月。 
  • 学術論文(単著)
    「金融サービスに対する最適課税―取引費用アプローチによる検討―」『証券経済研究』第96号、pp. 43-58、公益財団法人日本証券経済研究所、2016年12月。
  • 著書共著 
    「リスク,人的資本投資と最適所得税―労働所得税と資本所得税の課税関係―」証券税制研究会編『リスクと税制』第1章、pp. 1-24、公益財団法人日本証券経済研究所、2016年11月。
ゼミナール紹介
演習のテーマ

財政学、公共部門の経済学

演習の内容

 財政学は,狭義には政府が資金をどのように調達し,どのように支出するか,を研究する学問で,広義には政府(公共部門)の経済活動を対象にした経済学です。主たる研究対象は,租税(所得税,消費税,法人税など),公債(財政赤字の持続可能性や公債の負担,財政再建など),社会保障(年金,医療・介護保険,生活保護など),地方財政・政府間財政などですが,他にも予算制度や財政政策などカバーする領域は多岐にわたります。ゼミのテーマは,広く公共部門の経済学の中から学生主体で決めてもらいます。
 ゼミの進め方は以下のとおりです。

 3年生:最初に財政学の教科書を輪読し,財政学の基礎理論や考え方,制度について学び,何が問題かを考察します。その後(同時並行で),4名前後のグループ毎にテーマを設定してもらい,共同研究を行います。その成果は論文にまとめ,11~12月頃の他大学との合同ゼミで発表します。加えて,各自テーマを設定し,年度末までに卒業論文に向けた中間論文(1万字以上)を提出してもらいます。

 4年生:各自のテーマに基づき,卒業論文(2万字以上)を作成します。春学期は3年時に提出してもらった中間論文の添削指導から始めます。その後は,ゼミで各自の進捗報告を行います。11月頃には卒論の中間報告,卒業論文提出後の1月には卒業論文発表会を3年生ゼミとの合同ゼミで行う予定です。

 このように,高松ゼミの基本方針は「論文を書くこと」にあります。グループの共同論文,中間論文,卒業論文と最低3回は書く機会があり大変かもしれませんが,勉強になるはずです。財政学(または経済学)の領域から自分(達)自身で問題を設定し,それを経済学的に分析し,結果を論理的に表現できるようになることを目指します。

 このゼミは2020年度開設の比較的新しいゼミです。2021年度の3年生は3期生になります。恒例行事として,歓迎会や夏合宿なども行う予定です。特に共同研究を学外で発表する(他大学との合同ゼミを行う)ためには,ゼミ生一人一人がゼミ運営に積極的になり,主体的に関与する必要があります。このゼミを3期生として教員とともに作り上げてくれる熱意のある学生を求めます。

学生によるゼミナール紹介