Mihoko Nishimura
西村 三保子 教授

プロフィール

学位博士 (商学)

最終学歴一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了

専門分野会計学

主要研究テーマ管理会計情報共有のマネジメント

主要担当科目

管理会計論、企業分析、ゼミナールなど

所属学会・役職

日本原価計算研究学会、日本会計研究学会、一橋商学会、日本証券アナリスト協会

主要な研究業績
  • 学術論文 単著
    開示チャネルとしての統合報告書の役割と有用性 『會計』第194巻第6号、2018年12月。
  • 学術論文 単著
    中小企業における管理会計情報の活用に関する一考察 – 影響システムとしての観点から –  『経済研究』第156号、2018年7月。
  • 学術論文 単著
    「管理会計情報公開の実態調査」『産業經理』第70巻第2号、2010年7月。
  • 学術論文 単著
    「企業・投資家間における信頼創出-「信頼」の概念と管理会計の役割-」『企業会計』第59巻第8号、2007年7月。
  • 学術論文 単著
    「インベスター・リレーションズ活動と管理会計情報開示の現況」『一橋論叢』第132巻第5号、2004年11月。
ゼミナール紹介
演習のテーマ

管理会計、企業分析

演習の内容

 企業会計は、企業に関する取引データを収集し、処理し、それらを情報として企業内外の情報利用者に伝達する役割を果たしています。経営管理のために主に企業内部のステークホルダーを情報利用者とする管理会計と、利害調整のために主に企業外部のステークホルダーを情報利用者とする財務会計に大別されます。
 
 管理会計目的に会計システムが提供する情報は、実績記録、注意喚起、および問題解決に分類できます。つまり、管理会計情報は、企業の経営管理者が経営管理のために活用する会計情報なのです。

 本ゼミでは、テキストにもとづいて、管理会計や企業分析の様々なトピックについて全員参加で議論していきます。報告者以外のゼミ生も議論に積極的に参加することが大切です。どんな意見でも大歓迎ですので、ゼミが明るく活発な意見交換の場になるよう、皆さんで協力し合いましょう。

 3年次春学期には、基礎知識の習得を目指してテキストを輪読するとともに、毎回レジュメを作成し報告します。秋学期には、12月のインゼミ(他大学との合同報告会)での報告に向け、グループに分かれて調査・研究を進めます。

 4年次は、春秋通して卒業論文の執筆に努め、1月の卒論提出を目指します。
 また、9月に3・4年生合同の夏合宿(2泊3日)を予定しています。

 ゼミ活動を通じて、皆さんが学問上の知識を増やすだけでなく、長い付き合いができる大切な仲間と出会えるよう願っています。ゼミがそのような素晴らしい場となりますように…。

学生によるゼミナール紹介